
第11回eーSHINBUN杯(FⅠ)

選手インタビュー
初日インタビュー
1R
1 金子貴志
愛知同士の高野君。グランプリを制したけど、あれは弟子の深谷君が強かっただけ。一発勝負の秘訣とかないし、後ろの浅井君にも助けられた。僕の時は1億円だけど、今はもっと上がっていますね。2 葛西雄太郎
自力、自在に。若い子が強いけど、宇根さんと2人で頑張りたい。3 原井剣也
自力自在に。高野君は強そうだけど初対戦。どんな選手か分からないけど、徹底先行みたいですね。4 高野信元
自力。前回の松戸ミッドはピンピンで優出。ハンドルとか変えて、踏み方を変えたのが良かったのかも。5 宇根秀俊
いつも頑張ってくれる葛西君へ。時たま1着もあるし、展開次第と言ったところ。6 秋山貴宏
九州の3番手を固める。来期も2班だけど、今期は点数を上げないと。7 小原将通
秋山さんが良ければ原井君の番手へ。前々に攻めてくれる選手のイメージ。2R
1 石坂永伍
地元同士の藤原君へ。連係するのは初めて。ダッシュタイプだし、踏み出しで離れない様に。あとは1番車だし、スタートを取るのが仕事ですね。2 鳥越靖弘
中部近畿で竹澤君。大庭さんと僅差だし、申し訳ない。金子君の後ろぐらいで良かったのに(笑) 。3 越智展孝
4番手になるけど、地元勢を盛り立てたい。逃げと捲りの決まり手があるけど、それは、たまたまですよ。4 大庭正紀
点数順の並びで構わない。鳥越君が気を使ってくれたけど中部近畿の3番手。5 藤原俊太郎
地元だし仕上げてきたつもり。またS級に戻れる様に試行錯誤中。石坂さんにはスタートは頑張ってもらいます。6 竹澤雅也
自力だけでなく、自在のコメントも入れて下さい。後手を踏まない様に。7 橋本勝弘
越智さんには申し訳ないけど、若干、点数を持っているので地元コンビの後ろへ。3R
1 木村浩宣
自力。好調の秘訣とかはないですよ。普段から一生懸命走っているので(笑) 。弟子の活躍とか、恵まれた環境にはいますけど。2 川野深
自力。ライン2車だけど、行くべき所でしっかり仕掛けたい。3 四宮哲郎
何度も連係している布居君。イン粘りも強いし、立ち遅れない選手のイメージ。4 近藤範昌
乗れている木村君の番手へ。追加だけど1週間空いたので。後ろの坂本君とは同期だけど、連係した記憶がないし初めてかも。5 布居大地
自力、自在に。前回の武雄ミッドでゴール後に落車。突っ込まれたけど、幸い、軽傷で済んだ。絶対、S級に行きます!6 坂本智哉
中四国の3番手。地元は3場所前に走り5着、2着、1着だった。今回は、それ以上の成績を求めて。7 楢原由将
同県の川野君へ。来期は公傷なので、2班のままです。今期もギリギリ、点数は取れています。4R
1 伊原弘幸
福井同士の上杉君へ。2場所前の名古屋で連係したばかり。長い距離も踏めて、更に強くなる選手ですよ。2 石田洋秀
決めずに走る事も考えたけど、同県の市本君が頑張ると言うので、任せます。3 松本卓也
自力。玉野は何度も走っていて悪くないイメージ。上杉君が徹底先行だけど、負けない様に走りたい。4 吉岡篤志
徳島同士の松本君へ。何も言わないし、好きに走ってもらうだけ。5 市本隆司
自分でやる。54歳と55歳の連係だし、どこまでやれるかな。6 上杉有弘
自力。福井は雪が凄いので、早めに出てホテルに泊まっていた。それで疲れが抜けたかも。まだ1、2班戦は2度目だし、チャレンジャーのつもりで走りたい。前回は、準優勝だったけど、たまたまなので。7 谷口幸司
色々と考えたけど、ここは単騎で走ります。5R
津村洸次郎=自力。S級の点数は2期連続で取れている。しっかり仕掛けて山崎さんと決めたいですね。
清水剛志=僕が近畿の先頭で自力勝負。レインボーファイナルは残念な結果だったけど、小田原の落車の影響はなかった感じ。
小林信晴=中部で何度も連係している竹内君。ただ、今期は一度も連係していない。強いし、離れなければ良いですね。
山本巨樹=自力の2人に並びを決めてもらい、僕は近畿の3番手を固めて行く。
竹内雄作=自力。A級も甘くはなかったし、簡単には勝てなかった。良い勉強になりました。2車だけど、後手を踏まない様に仕掛ける。
山崎翼=九州で津村君。勝つ走りをやってもらえれば十分。競走得点が88点しかないし、特選に乗れてラッキーです。
佐山寛明=初連係の清水君。最近、人の後ろも多く、勉強になっている。二場所前の地元奈良では、弟子との連係もあったので。
6R
1 山口貴弘
長崎コンビの後ろへ。広島記念は着より伸びていたと思う。平尾君を信頼して。2 佐竹和也
吉田君へ。頑張ると聞いたので任せます。落車後だけど、大丈夫だと思う。3 清水一幸
近畿で稲毛君へ。落車で肋骨を折ったけど、競輪選手にとって、怪我には入らないので(笑) 。4 阪本和也
長崎同士の平尾君へ。佐世保記念はインフルエンザで走れなかった。前回の松阪は、その影響があったかも。5 稲毛健太
自力。来月は、すぐに地元和歌山記念がある。支部長としての裏方より、今年は選手として頑張る事ができるので。6 吉田智哉
自分でやる。単騎でも仕方ないと思っていたが、佐竹さんが任せてくれるので。7 平尾一晃
自力。ライン3分戦で、西九州の3人で走れるのは凄く嬉しい。阪本さんと、ボギーさんの3人で決められる様に。7R
1 鈴木伸之
何度も連係している徳田君の番手へ。S級の点数を考えると大きな着は取れない。2 掛水泰範
四国同士の室井君へ。広島記念は、それなりに良かった。中3日あったので疲れも感じていない。3 竹内翼
自力。広島記念は新装になったし、補充だったけど走れて良かった。ただ、新車の感じが練習と違い、成績を出せなかった。4 徳田匠
自力。広島記念は直前に体調を崩して、本来の出来ではなかった。追加の連絡は早かったので、調整も上手く行ったと思う。5 室井蓮太朗
自力。ウィナーズカップの出場の勝利数がボーダーより足りない。だから、今回は1着を取りに来ました。6 竹田和幸
中部近畿の3番手。来年1年間、A級だし、またS級に戻ってこられる様に。7 大屋健司
広島同士の竹内君へ。地元記念の最終日は、競りできつかった。まあ、それに向けた練習の貯金も残っているかな。8R
1 才迫開
自力自在に。広島記念は誘導をやっていました。3車を活かして、行くべき所で仕掛けたい。2 青柳靖起
自力。ウィナーズカップの特選シードの1着が少し足りない。まずは、予選できっちり勝ちたいですね。脚の感じも悪くない。3 山口泰生
中部で高橋君の番手へ。4場所前の川崎ナイターで落車。まだ、それを引きずっている感じです。4 高橋和也
自力。自分なりに上向いていると思う。あとは、上手く展開を作れるかどうかだけ。5 黒田淳
中国ラインで才迫君へ。来年に向けて、フレームとか色々と試している。もう、ワンランク、上の選手になりたいので。6 溪飛雄馬
中国ラインの後ろへ。才迫君は捲りが強いし、勝つ走りをやってもらえれば十分。7 吉本卓仁
九州で青柳君へ。1着も取れているけど、試している事もある。それで大きな着順も。9R
1 伊藤信
自力。ラインの為と言うより、自分の為に走っている。直前も、きちんとトレーニングはやってきた。広島記念の準決は、メンバーがきつすぎた。2 濱田浩司
四国ラインで川口君へ。広島記念の補充に行ったけど疲れは残っていない。3 本郷雄三
自分でやる脚はないので。3番手を回れる四国ラインの後ろへ。4 篠原忍
大阪ラインの後ろを回る。多分。伊藤君とラインを組むのは初めてだと思う。5 川口雄太
自力自在に。広島記念の補充の2勝は大きい。これでウィナーズカップの特選シードの目途がついた。6 松岡孝高
単騎でやるとコメントしたけど、多分、初手は本郷君の後ろにいると思う。7 水谷好宏
大阪同士の伊藤君へ。まだS級の点数が勝負駆けだし、上げて行かないと。広島記念の最終日の8着は痛かった。10R
1 久米康平
自力。前回の別府ナイターで優勝したけど、たまたまでしょう。状態は変わらずだし、展開次第ですね。2 中村圭志
熊本同士の松本君へ。前回は決勝に乗れているし、感触は良いと思いますよ。3 吉田健市
点数は僕の方がある。だけど伊藤君には世話になっているので中部近畿の3番手で構わない。4 松本秀之慎
自力。まだ良かったり悪かったりで、成績が安定していない。玉野は、何度も走っています。5 山本奨
中四国で久米君へ。2場所前の前橋は抜群に伸びていた。ただ、前回、2回もバックを取り、余計な事をやりました(笑) 。6 内山慧大
自力。今期が初のS級で親王牌も走った。だけど、力不足を感じています。7 伊藤勝太
吉田さんが譲ってくれたので内山君へ。西武園記念の落車は酷かった。前回の松阪ナイターは腰痛で途中欠場。11R
1 稲吉悠大
何度も連係している堀川君へ。成績より強いし、谷内君が相手でも…。2 福島武士
四国ラインで近藤君へ。来月は地元高松記念イン小松島がある。それに向けて点数を上げていかないと。3 谷内健太
自力。まだまだ弱いし、結果も出ていない。今は着より、内容を重視しています。玉野はルーキーチャンピオンで走り6着だった。4 近藤翔馬
自力、自在に。室井さんのコメントは聞きました。とにかく前々に攻めて行きたい。5 松村友和
近畿で谷内君の番手へ。2場所前の岸和田は、彼のおかげで優勝を取らせてもらった。今の僕があるのは南修二君と古性優作君が一緒に練習をやってくれるから。6 堀川敬太郎
自力。谷内さんは京都産業大学の自転車部の先輩。前回に続いての対戦です。7 室井竜二
四国の連係には拘らない。自分で前々勝負です。12R
川口聖二=自力。今年は低空飛行が続いている。岐阜も若手が少しずつ出て来たけど、追い込み選手に変わるのも…。当面、今のスタイルで走って行く。地元勢がいて1番車を貰えたし、嬉しい誤算。
岩津裕介=地元同士の太田君へ。競輪祭の一次予選で差してワンツーを決めている。先がずっと続いて行くし、振り返る事はないですよ。オールスターの決勝とかに乗ったけど、上位陣とは脚力の差がある。
林大悟=自力。中部近畿が並んでくれ良かった。これで3分戦になったし、太田君との実質2分戦は、きつかったので。外枠なのは痛いけど、力を出し切りたい。
阿竹智史=地元コンビの後ろへ。脚質が真逆だし、太田君のダッシュに離れない様に。広島記念が終わり中3日だけど、練習はきちんとやってきた。
塚本大樹=九州で林君の番手へ。今年はG3の優勝もあり、キャリアハイの成績。やはり、2月の地元全日本選抜(G1)が当面の目標。
中井太祐=中部近畿で川口君へ。連係するのは初めて。普段のレースを見ていて、良い選手だと思っていた。ダービー出場の賞金がボーダー付近だし、少しでも上積みしたい。
太田海也=自力。広島記念が終わり、伊豆に戻らず、岡山で練習。ウェイトとかハードにやっていたので疲れが心配。セッティングとかは、フルモデルチェンジで。寒いのは苦手だけど、8時30分のレースを頑張るしかないですね。


今節のレース展望!
地元の太田海也は、前走の広島記念は疲労がピークに達し、本来の迫力を欠いたが、今回は状態も立て直しての参戦となるはずだ。世界を目指す男にとって、地元のFⅠ開催で取りこぼしは許されない。しかも今回は、結果だけでなく内容も問われる3日間。主導権を握り、圧でねじ伏せる走りが期待される。
番手は連係実績のある先輩・岩津裕介。今年は復活への足がかりとなるシーズンで、タテ脚の衰えは感じさせない。太田をしっかり援護しつつ、最後はゴール前勝負へ。勝負師としての矜持も見せたいところだ。
近畿勢は中井太祐、松村友和、伊藤信の主戦級が揃う。中井は自在戦が持ち味。伊藤は淡泊な走りから一転し、渋太い自力勝負へとモデルチェンジして存在感を高めている。中部勢では、川口聖二が唯一のS級1班として気を吐く。
四国勢は阿竹智史が点数上位。地元勢を3番手からアシストする形で、要所で存在感を示したい。
九州は林大悟の機動力を軸に、同県の吉本卓仁が続く。キャリアハイの成績を残している塚本大樹も好調をキープしており、軽視は禁物だ。
2班では京都の新鋭・谷内健太が注目株。徹底先行を武器に売り出し中で、予選、準決は人気に応える走りが期待される。
A級戦は竹内雄作が競走得点トップ。GⅠには手が届かなかったものの、GⅡ制覇の実績を持つ実力者だ。先行にこだわるスタイルは一貫しており、来期のS級復帰へ向け、この半年間は確かな糧となったはず。連係は中部同士の小林信晴。
近畿も層が厚く、山本巨樹、清水剛志、佐山寛明が特選シード。地元のA級1班は藤原俊太郎と石坂永伍。九州からは津村洸次郎が優勝候補の一角として名を連ねる。


A級決勝インタビュー
1
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4
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S級決勝インタビュー
1
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4
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日刊スポーツ評論家 山口幸二
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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
見出し
本文
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?
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