
ウィンチケットミッドナイト競輪(FⅡ)

選手インタビュー
初日インタビュー
1R
1 北岡マリア
2場所連続優勝中だし、成績通りで状態は悪くないと思います。新人の訓練があったので直前はそこまで練習ができなかった。不安があるとすればそこですね。自在。2 吉岡詩織
広島開催へ行ったけど、人がとにかくすごかったイメージ。気合? う~ん。そこはいつも通りでした。自力。3 河内桜雪
間が空きすぎたのでちょっと不安。練習はそれなりにできたけど、バンクがあまり使えなかったので街道メイン。冬が本当に苦手なのでドームはありがたい。決勝5着ばかりだし、そろそろいい着取りたい。自在。4 比嘉真梨代
欠場が続いちゃっている。大丈夫?かな?(笑)。一週間くらい空いたけど練習は三日くらいです。前々。5 野寺楓
師匠の落合さんと同じあっせんになるのはこれで2回目。いいところを見せられたらいいですね。中2日しかなかったし、ケアしたくらいで練習はあまりできなかった。自在。6 藤巻絵里佳
家の都合で練習はあまりできていない。できるレースをやりたい。7 田野口佳奈
ここに来る前、同期を頼って出稽古に行ってきた。刺激はもらってきました。自在。2R
1 仲澤春香
前回は発熱で欠場。正直、めちゃくちゃ調子が悪いのでセッティングを換えて走ってみます。自力。2 西島叶子
玉野が終わってから同期の結婚式に参加したので、睡眠は30分だけでした。それでも帰ってから練習したし、あまり疲れていません。自力自在。3 當銘沙恵美
一時期に比べたら良くなっています。濃いメンバーだけど、決勝に乗りたい。どうやったら仲澤さんを倒せるかしっかり考えておきます。自力自在。4 清水彩那
用事があったので欠場したらそのあとに風邪を引いた。今はもう大丈夫だけど、一走しないと分からない部分もある。自在。5 伊藤柚姫
前回は本デビュー後、初の決勝に乗れたけど、決勝で千切れているし、脚力不足を感じました。33を走るのは初めて。不安はある。自在。6 星野しほ
自在に頑張る。7 岡村育子
成績は良くないけど、 青木美保、高橋梨香と練習環境には恵まれているし、粘り強く頑張りたい。取れた位置から。3R
1 遠藤勝弥
自分の師匠は栗田雅也さんで田中孝彦さんの師匠も栗田さん。今回連係する阿部君の師匠は田中さんだから従妹?みたいな関係。連携するのは初めてだし、好きに走ってくれたら。2 宇根秀俊
前回は矢部君といういい目標を付けてもらったにもかかわらず、付きバテしてしまった。今回はまた頑張らんとね。田代君は恐らく初めて。3 植草亮介
阿部君に遠藤君が付くならその3番手。逆なら付くか分からなかったけど。阿部君、消極的なんだよね。出し切るレースをしてくれたらいいけど。4 田村浩章
落車の影響はないけど、シンプルに脚が落ちている。突っ込む?そんな脚はもうないよ。離れないように付いて行けるかだけ。西3番手。5 田代匠
関東は好きな競輪場が多い。弥彦とか特にそう。この前橋も好きなバンクになればいいですね。自力。6 阿部俊
遠藤さんは兄弟子みたいな存在だし、任せてくれるなら前で頑張ろうって気持ちだった。女屋さんの一車もでかい。ラインで決まるように。7 女屋文伸
腰が爆発してから全然。引きずっています。阿部君には前回世話になったし、4番手になっても固めてあげたい。4R
1 藤田竜矢
少しずつだけど良くなってきている感じはある。利根がいるのか。まぁ織茂君が頑張ってくれるでしょう。2 利根正明
玉野が終わって体調を崩してから初日が良くない。今はだいぶ戻ってきたので結果が出れば。前橋のイメージ?難しいってことくらい。自力。3 台和紀
インフルエンザで欠場したけど、練習はしっかりできたし、そこまで気にしていない。どう並んでも僕はフジタツだね。4 池田浩士
利根君と一緒だね。連係はもう何回も。強いし離れないように。5 井上剛
前回の二日目は伸びたと自分でも思う。頭なら好配当? それはそうでしょう(笑)。僕なんかのこと見てくれている人、おるんですね。決めず。6 織茂雄一郎
利根さんと2分戦ですか。スタートは全開で出れば負けることはないと思っている。残り一周になればさすがに僕も駆けるけど、基本的には自在に立ち回りたい。7 矢田晋
小松島の最終日はもうちょいでした。練習をやり始めたのでここからですね。九州3番手。5R
1 藤田大輔
追い込みに変わってからは展開と流れ一本。展開が良ければ小田原みたいな好成績が残せるし、後ろになってしまったらどうこうできる脚はない。齋藤君に任せます。2 伊藤太一
一番は流れがいいことだけど、脚もすこしずつ良くなっている感じはある。変えたことは特にないんですけどね。1着が取れている。川越君。3 八尋翔平
脚がないのでヨコに動いたり色々やっているだけ。練習は基本的に一人だし、競りの練習をやっているとかでもないです。長松君がいるなら任せます。4 齋藤宗徳
落車して良くなかったので単騎でやっているレースもちらほらあったけど、最近は動けるようになってきた。自力。5 長松大祐
高知の初日は強い相手だったけど、1着を取ることができました。やっと一発が出た感じでうれしかったなぁ。いいきっかけにしたい。自力。6 矢内良和
前回は本当に久々に準決まで行けたし、今回もそういう気持ちで頑張りたい。しかも、男子は地元俺一人なんです。関東3番手。7 川越宏臣
意識をしているわけではないけど、先行が増えていますね。ダッシュが良いので後ろが離れてしまって裸逃げのレースもいくつかある。それは仕方ないです。自力。6R
1 落合達彦
相笠君は同期。昔、連係があったと思います。今回は点数勝負。1着2着4着くらいの成績を2回続けたらS級が見えてくる。2 藤原悠斗
落車の影響は一切なくて、やっと良くなってきました。来月はあっせんが止まるし、今月しっかり稼ぐつもりでいますよ。田中君。3 田中和磨
前回は二勝できたし、1着が取れるようになってきて気持ち良くなってきた。状態も上がってきていると思います。自力で。4 芳野匠
自分の場合は展開一本なので。いい位置があるし、離れないように頑張りたい。岡山勢。5 上野真吾
競走が続くと体調を崩してしまうことがあるので、前回は一本休ませてもらった。その分も今回は頑張らないと。落合さん。6 相笠翔太
底は脱したかなという近況です。でも、落合さんに任されるとは思わなかった。同期だけど、点数もあるし緊張します。2分戦なら突っ張りも考えて。7 藤田剣次
練習はできるようになってきたし、あとはやる気スイッチだけ。恐らくそれは来年からかな(笑)。決めず。7R
1 三浦雄大
松本君がどういう選手かわからないけど、俺がしっかり前を取れれば有利になるのは間違いない。勝ち上がりが厳しいし、しっかりラインで決めないと。佐々木君。2 佐々木祐太
突っ張りだけではだめだと思って捲りを増やした時期もあったけど、こういう構成なら突っ張りたい。前を取れるかどうか勝負ですね。自力。3 山崎岳志
松本君の番手にいけるなら後ろ。展開次第です。4 金子兼久
ずっと良くも悪くもって状態が続いている。宮城は雪も降るし、練習もいつも通りやってきたくらいです。北3番手。5 梶山裕次郎
玉野から中2日だけど、一度帰って練習してきた。この後も詰まっているし、頑張りどころです。九州でまとまって3番手。6 松本一志
取手はせっかく感触が良かったのにインフルエンザになって一本欠場。正直、走らないと分からない。どういう形になっても相手の自力型は潰したい。自力。7 伊藤拓人
3対3なら一人でやります。流れを見ながらですね。8R
1 林昴
前回は自転車を戻したら良くなった。流れ的なものが一番大きいと思う。今年の8月の小倉G3で慶次郎と大悟が連係したレースは良かったですね。自分も早く上がりたいけど、恐らく前を回してくれないので3番手を固めることになりそうです(笑)。自力。2 大橋徹
前回の前橋ミッドが番組も展開も良すぎたから今回はそのツケがきたね。高谷君が自力で頑張ると言っているし、付かせてもらう。連係は昔、あったと思うよ。3 高比良豪
林家は大悟、慶次郎、昴、すべてをコンプリートしている。特に昴は何度もありますよ。メインだし、慶次郎くらい強いレースをしてくれないかな(笑)。4 峰重祐之介
キツい番組を組まれているんだろうなって思っていたら本線の後ろがあるんですね。これはありがたい。必死に付いていきます。5 三住博昭
自分でやっても高谷君のラインに付いても後方になるでしょう。それならラインを固めます。鎖骨を折ったけど、痛みがないし練習も普通にやっちゃっている。6 松山正和
三住さん次第だったけど、3番手にいくなら自分は決めずにかな。先手ラインを追走するイメージで。7 高谷敏史
この点数だから初日がいつも厳しいけど、乗っている感じはチャレンジに落ちるような感触ではない。せっかく付いてもらえるし、どうにかできることを頑張りたい。9R
1 小酒大勇
西田さんの前で何かしたいと思っていたら金澤さんまで付いてくれるんですね。責任重大ですね。相手の先行一車だけど、ハナから番手勝負という感じはしたくない。流れの中で何かはやるけど、付いてもらったので後ろにもチャンスのあるレースをしたい。2 高塩讓次
佐藤さんが良ければ自分は埼京の後ろ。今期は失格があってS級点は届かない、来期は戻れるんですけどね。3 加藤将武
自分、あんまり点数のことを気にしていないんですけど、今回頑張ればS級点が取れるかもと聞きました。初日は先行一車だし、こういうチャンスはしっかり生かさないとですよね。自力。4 西田大志
腰痛が出たので一本欠場したけど、ここに向けてしっかり備えてきた。点数勝負? そうです。練習の成果を出せるように。5 佐藤悦夫
いくら関東でと言っても4番手は回れないし、回ったこともなかったと思う。一人で何かします。6 金澤幸司
どうすればいいんですかね。自分でやっても捲れる相手じゃないし。それなら元同県だし、小酒に頑張ってもらいますか。九州勢。7 水森湧太
落車の影響は大丈夫。前回の欠場もメール関係のモノなので。最近は目標を付けてもらうことが多くて人の後ろが増えました。差すことは二の次。将武君みたいにしっかりいくところで行ってくれる選手は援護しないと。

決め脚勝負に持ち込めれば、小酒大勇が一歩リード。ただし援護する九州勢が、林昴、利根正明、長松大祐となれば、展開の恩恵は薄いかもしれない。それでも小酒はショート捲りを織り交ぜ、気持ちを全面に出せば、優勝圏内に入る。他の追い込み型で点数を持っているのは西田大志。
関東勢は加藤将武、水森湧太に加え、高塩譲次が点数で上位。更に追加で勝負強い佐藤悦夫も追加で入った。加藤はやや乱調気味だが、スピード自体は秀逸で、流れ一つで主役に返り咲く。
北日本は相笠翔太を足場に、金澤幸司が一発を狙う。南関では“競輪サウナ部”の遠藤勝弥が、明るいキャラと勢いで存在感を示す。
ガールズ競輪は、ナショナルチーム所属の仲澤春香が断然ムード。将来の女王候補は、どれだけ強い勝ち方を見せるかが焦点だ。“サトミナ2世”の呼び声高い逸材で、想像以上のインパクトを放つ。
新人の北岡マリアは、競輪祭裏の松阪で完全優勝を達成。仲澤との対戦は厳しいが、爪痕は残せる。地元の河内桜雪も上昇基調で、いつも通り熱い走りを披露したい。仲澤と勝ち上がりが別なら、吉岡詩織、當銘沙恵美も自分の競走に持ち込める。近況、好調なのは防府に出稽古に行き追加で入った西島叶子。


初日勝因敗因
ガールズ決勝インタビュー
1
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4
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A級決勝インタビュー
1
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日刊スポーツ評論家 山口幸二
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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
見出し
本文
甘い物には蟻がたかる
昔の競輪は、先行一車もしくは本命の先行屋の後ろが甲と乙で競りなら、車券の焦点はどちらのヨコが強いかであって、二着には甲を買うか乙を買うかが常道だった。しかし現今の競輪では競る選手は敬遠されがちで、後ろが競りになった先行屋自体を疑う向きも出てくる。
昔の競輪に、二段駆けが皆無だったとは言わないが、自力-自力で並ぶという競輪はほとんどなかった。でも今は二段駆け全盛とも言えよう。番手捲りを思い込める番組は車券もよく売れ、商魂たくましくと表せば怒られそうだが、全国の競輪場で、S級A級の階層に関係なく、二段駆け様相の番組が少なくなく提供されている。
甘い物には蟻がたかる。広辞苑を引くと「うまい話や利益の生じるところには人が集まるというたとえ」とある。
二段駆けも「甘い物」に似ている。
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?
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