
WINTICKET杯(FⅡ)

選手インタビュー
初日インタビュー
1R
1 小松剛之
1年くらい前に「これからは人の後ろ」って思ったんですけど、番組がなかなかそうならなくて、やっぱり自分で動くしかないかなと。そこから自力でも残れるような練習に切り替えました。周りのみんなはスゴいですねって言ってくれるけど、頑張っている先輩はたくさんいるし、僕なんかまだまだですよ。自分でやります。2 曽我部匡史
新車の進みがかなりいいですね。使い始めて4場所目。1着も取れているし悪くないです。どんなメンバーでも3着以内に入るのが今の目標。単騎でやります。3 秋永昂人
最近はこんな番組ばかりですね。自分で動いてもそこそこ絡めているので悪くはないです。自力。4 真船拓磨
もう追い込み。動いてみようなんて気持ちは全くありません。先輩の小松さんにお任せします。5 仙石淳
沖縄に移籍したのはちょうど1年前。近畿で30年選手をやっていたから、僕を見るとまだ近畿のイメージが強いみたい。アッキーが自力と言うならもちろん後ろ。このメンバーの中ではアッキーが一番積極的かもしれませんね(笑)。6 安本昇平
自力をやめたわけではないですよ。番組が目標を付けてくれることが最近多くて、そういうときは後ろを回っています。単騎で。7 齋藤明
この点数だし6番車にいるかなと思ったけど、今回はミッドだから7番車になるのか(笑)。小松君と真船君の後ろで北日本3番手。2R
1 大越啓介
自分が猪野君って言ったら永井さんが4番手になっちゃう。さすがにそれは…。猪野君-石井さんと関東3人でやった方がおさまりがいいし、関東の先頭で自力勝負です。2 内海雅夫
大越君。猪野君に付いても自分でやってもどっちでもいいです。この中で一番点数を持っているし信頼して付いています。3 赤松秀展
自分は展開だけ。最終バックをどこで回れるかで着が決まる。前を抜くこともほとんどないし、3番手なら3着、7番手なら7着でしょう(苦笑)。竹村君。4 猪野泰介
調子は特に変わっていません。自力。5 石井孝
猪野君に行けるなら行きたいですね。関東勢に主張されちゃうと回れる位置がなくなるので…。(大越が自力とコメントを出したのを聞いて)それなら番手に行かせてもらいます。6 竹村達也
どこか追加の電話が来るかなと思ったけど、何もなかったので、ここまでの間は頑張って練習していました。何でもやります。7 永井隆一
息子の哉多(121期)がやっと競輪に慣れてきた。もともと野球出身で自転車経験がなかったから、養成所に入る前は郡司盛夫さんや伊藤勝也さんに「どんな練習をさせて入れさせればいいんですか?」ってリサーチしたんです(笑)。ワットバイクの数値は同期の中でも上位だったし、ようやくその力を自転車に伝えられるようになったみたい。大越君と内海君の後ろ。3R
1 舘真成
走りすぎて腰が痛くなったので前回1本欠場しました。痛みはだいぶひいたけど、まずは走ってみてですね。絶対勝ちますとか大きなことは言えないし、3着まで入れればの気持ち。ラインでしっかり決めるのも意識したい。自力。2 永山英司
山口君がいるなら任せるだけ。しっかり付いていきます。3 吉橋秀城
大きい着が増えているけど、こういうのはだいたい展開(が悪い)ですね。脚はそこまで…って感じです。館君。4 高田大輔
失格したからテンションが上がらない。脚は全く問題ないし、レースで流れが向くかどうかだけ。地元はめっちゃ久しぶりだと思っていたけど、記者さんに聞いたら6月に走っていたみたい(笑)。松本君に任せてマーク。5 松本充生
松山のバンクが使えないから今は街道メイン。パワーマックスとか機械系の数値は上がっているけど、バンクを走っていないので何とも言えませんね。自力。6 山口直樹
今期は3期目でちょうどボーダー上。少しでも点数を上げられるように頑張りたい。ミッドはいつも7R7番車で一番強い新人の当て馬なのに、このレースは新人不在のメンバー。いつもより少しチャンスがありそうですね。自力。7 三浦平志郎
単騎で走ります。4R
1 平根優大
今は先を見据えて先行メインでやっている。もうちょっと勝ちにこだわるレースをしてもいいのかなって思う時もあるし、いやいやまだ先行だろって気持ちもあるし、そのへんのバランスが難しいですね。自力。2 吉成晃一
沖縄の子(新垣慶晃)と一緒じゃなかったですね…。前回の小松島も3日間前でやったし、最近はこういう番組ばかり。浩三さんの前で何かします。3 長田彰人
平根君。前に3番手はあった。番手は初めてです。前回の別府は1年5ヶ月振りの優出だしめちゃくちゃ嬉しかった。今期の競走得点も70点台に乗ったし、この勢いで今回も頑張りたい。4 齋藤昌太
大きな波もなく普通に走れていると思います。関東は2人だけだし星野君にお任せ。5 佐々木浩三
今回は弟子の富永(昌久)と同じ開催だから楽しみ。自分の弟子は富永の他にあと松尾玄人がいます。吉成君に任せます。6 山城光央
前回2日目に欲をかいて自転車をいじったら失敗。今回は元に戻すとかそういうんじゃなくて、フレームごと換えて走ります。平根君-長田君の後ろ。7 星野京旺
ルーキーシリーズを含めてここまで4回落車。ちょっと多すぎますね。体はいまのところ大丈夫ですけど、乗っててしっくりくる感じがない。これだけ落車するってことは技術がなくて脚もないってことだから、色んな先輩に走り方のアドバイスをもらってきました。自力。5R
1 新垣慶晃
落車して1本欠場したけど、ここまでの間に何とか立て直せたと思います。落車でフレームが歪んだので修正に出してきました。自力。2 森川剛
颯太とは今期だけで何回も連係している。いつも頑張ってくれるし頼りになるよね。俺自身? この年齢でこれだけ連に絡めているし、やってる方じゃないかな。とりあえずは400勝へ向けて頑張ります。3 渡邊颯太
前回の準決は新人の番手で競って取り切ったけど、その新人が捲られちゃったのが誤算でした。それ以外の2つのレースは勝てているので悪くないです。自力。4 富永昌久
まさかの番組。この点数でこんなに良い目標を付けてもらえるとは思いませんでした。強い新垣君にしっかりマーク。5 沼川夢久
体のいろんなところに痛みが出て前回は途中欠場したけど、今はだいぶ痛みが取れてきたので大丈夫です。南関の後ろ。6 米丸俊成
普通に点数順ですね。新垣君-富永君の後ろで3番手です。7 中村敏之輔
腰のヘルニアで一時期は歩けないくらいだった。まだ右足の筋肉も戻ってなくて細いまま。東でまとまると4番手になってしまうし、そ決めずに1人で走ります。6R
1 池田充槻
岸和田の前に風邪をひいて、それからずっと良くない。本調子かって言われると、そこまでじゃないですね。脚質は地脚。練習で脚力を上げるのはもちろんですけど、今は考える力も身に付けたいと思っています。どんなに力があっても、決勝で単騎になると厳しいし、ラインで決めることも意識しながら走りたい。自力。2 石川恭規
池田君とはデビュー戦以来です。変なところで粘ったり組み立てが全然だったので、終わってからいろいろアドバイスをしました。そのとき「いい勉強になりました」って言ってくれたけど、まだその勉強代をもらっていないので、今回ここで頑張ってもらいますか(笑)。3 五反田豊和
今回は機動型が少ない開催なのでこうなると思っていました。沖縄のあの子(新垣慶晃)はさすがにもらえませんよね。勝ち上がって準決で連係できれば…。自力。4 松丸裕紀
脚が落ちたとかそういうのじゃなくて、股関節に痛みが出て、急激に成績が悪くなった。岸和田の前から兆候はあったんですけど、過去最低の点数になって、このままじゃクビになるかもって焦っています。五反田さん。5 工藤考生
玉野はこの間走ったばかり。栃木の村上(貴彦)君が強くて恵まれました。今回も恵まれればいいですね。東北勢の後ろ。6 澤亀浩司
五反田君が頑張るでしょう。松丸君が番手で、自分はその後ろです。7 青木亮太
今期は65点しか持っていないし、本線の4番手を回って4着を取りにいってもしょうがない。2期目で赤信号が点滅しかけているから、スイッチを入れてがっつきます。とりあえずは先手ラインから。7R
1 土井慎二
デビューからここまで色んな課題があったので、欠場期間の2ヶ月はしっかりそれに向き合ってトレーニングしてきました。脚を使った中でどれだけ踏めるか、とかそういうところ。自分の中でもだいぶ変わったと思うし、全体的な底上げもできた。ここまでやってきたことをしっかり出せるように頑張ります。自力。2 沢田勇治
細田君は一緒になるといつも頑張ってくれる。番手を回ってもらってもよかったけど、3番手でいいというので自分が土井君の番手です。脚の感じは前回よりいいと思います。3 村本慎吾
角口君の口から頑張りますって言葉を聞けたし、自分は任せるだけですね。連係は今まで何度もあります。4 細田純平
状態は微妙。練習はしてきたので千切れないようにしっかり付いていきたい。土井君-沢田君の3番手。5 木下章
悪くはないんだけど、仮に調子が良くても勝てる脚はない(苦笑)。いろいろなものが噛み合って、それでどうかという感じ。最初は決めずにやろうと思ったけど、土井君のラインに行きます。6 角口聖也
今期が3期目で下から30番目。このままではヤバいし、頑張るしかない状況。相手は強いけど自力で戦います。7 薮田貴幸
名古屋の落車は人生で一番の大怪我。鎖骨の粉砕骨折、肋骨も何本か折って、あとは肺挫傷と肺気胸。復帰して5場所目になるけど、走りながら少しずつ戻せればいいですね。決めずに。

今節のレース展望!

127期生からは、池田充槻、星野京旺、土井慎二、新垣慶晃の4人が参加する。中でも池田の成績が群を抜いており、優勝候補の筆頭だ。デビューからすでに3度の優勝を飾り、2場所前の岸和田では特別昇班に王手をかけたものの、惜しくも失敗。気落ちの影響か、前回のいわき平は準優勝に終わったが、積極的な仕掛けは光っていた。ダイナミックな走りで今節も主導権を握る。
地元の土井慎二も侮れない。2世レーサーとして岡山が誇るホープであり、松山市主催とはいえホームバンクでの開催となる。すでに2度の優勝経験があり、地の利も後押ししそうだ。
新垣慶晃は前回、防府モーニングの決勝で落車。1本欠場したが、状態に問題はなさそう。巻き返しを狙う。
一方、星野京旺はデビュー以来、落車が多く、まだ優出は一度もない。スピードはあるだけに、本格化にはもう少し時間が必要だろう。
125期勢では平根優大が好調で、1期上の意地を見せたいところ。他にも舘真成、森川剛、石川恭規、沢田勇治、村本真吾らが予選突破の有力候補。ベテラン勢では小松剛之が目立つ。前回の西武園モーニングで完全優勝を飾っており、勝ち上がりに成功すれば、池田の番手を得てチャンスは更に膨らむ。


A級チャレンジ決勝インタビュー
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日刊スポーツ評論家 山口幸二
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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
見出し
本文
全国各地で毎日好プレー珍プレー
一日が終わり、寝る前に、その日の競輪のレースを全部見てチェックする、そんな勤勉さなどとうに失せた。過去形でそう記せば、お前にそんな時期などあったのかと訝しがられる事だろう。
おそらく全国各地の競輪場で毎日繰り広げられている、好プレー、珍プレー、「誉めたい競輪」「詰りたい競輪」「笑っちまう競輪」「だらしない競輪」「頭に来る競輪」etc。最早そのほんの一部しか頭の閻魔帳に記せない身となった。たまたま新聞作りで携わったチャレンジやガールズで、ここぞとばかりに手を出し痛い目を見たレースの記憶は、ややもすると特別競輪のそれより濃かったりする。
似た様な事はプロ野球などにも言えるわけで、たまたま見た試合の投手のフォームが素人目に二段モーションぽくて好かないとなり、脅え気味の表情がなんとも言えないと贔屓したりする。
ただ競輪と野球が一寸違うのは、野球は好きな選手を応援する。そうじゃない選手は見ない。競輪の場合は、贔屓の選手だから必ず車券を買うかというとさにあらず。逆に、たとえば閻魔帳に「だらしないヨコ」と記憶された選手の車券には、それなりに、要はその選手の弱点を私は知っている、そんな思い込みも手伝って、車券をこねくり回したりする。考えて見るに、野球で言えば好ましくない選手の失策を希求している様なものだから、あまり品のいい行為じゃないかも知れない。
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?
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