寛仁親王牌・世界選手権記念(GⅠ)

開催日時 2022年10月20日(木)・21日(金)・22日(土)・23日(日)
開催場所 前橋競輪場
出走表 出走表 コンビニで出走表が無料で出力できます。詳しくは コチラ
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山口幸二

選手インタビュー

S級決勝インタビュー


 

井上昌己=2017年の高松宮記念杯以来だから、かなり久々の特別競輪の決勝。懐かしいと言うか忘れていました。同世代の荒井崇博さんや中川誠ちゃんの活躍に刺激を受けていた。あとは、九州も若手が育ってきたので。準決は初の番手だったけど、松浦君が流石のレース運び。それに助けられた。決勝も再度、松浦君の番手へ。
 
松浦悠士=昌己さんと外枠2人だし、車番がちょっと…。今の競輪は初手が大事だし、ちょっと痛いね。この辺りは遠征の不利もあるのかな。結果的に3番手を捌くレースになったけど、準決はハコも考えていた。一番の激戦区だし、作戦を考えるより、瞬時の判断を大切にして走った。調子は普通ぐらいで、ちょろちょろ上がっている感じかな(笑)。脇本さんが不在のレースで、どう勝つかもテーマになっている。裕友がいないのは残念だし、自力、自在に。
 
吉田拓矢=今回の仕上がりは抜群だし、気持ちも凄く入っている。選手になって一番の状態ぐらいかも。準決は3周ぐらい行ってくれた眞杉君のおかげ。後ろのチェックが出来なかったし、走りに甘さはあった。平原さんとワンツーが決まる様に自力勝負。 
 
稲川翔=もちろん、大阪同士の古性君の番手へ。あれこれ言う選手ではないし好きに走ってもらうだけ。初日の落車で体は痛いが、気持ちでカバーしている。チャンスのある位置だし貪欲に走りたい。
 
新田祐大=北日本の先頭で自力勝負。まずは北日本の3人で走れる事が嬉しい。多少の反省点はあるけど、きっちり仕掛ける事が出来ていると思う。あとは、タイミングを逸しない様に仕掛けたい。ここで勝てばグランドスラム達成だし、そこは皆さんが注目していますよね。
 
平原康多=関東で吉田君。昨年の弥彦に続き関東のビッグレースだし、2連覇は意識したい。準決は外からだし、よく坂井君が叩き切ってくれたと思う。諸橋さんもいたし、外からの捲りも見えたので、悪いが踏まさせてもらった。自分以上にヨシタクが仕上がっているので楽しみです。 

小松崎大地=守澤君の了解も得たので新田君の番手へ。責任のある位置。やはり前橋の親王牌は相性が良い。これで3度目の決勝戦です。今年はビッグでの成績も良く、高松記念杯、西武園オールスターと3回連続して決勝に乗っている。だけど、タイトルを意識する立場ではないので。 

守澤太志=普通に新田君、小松崎さんの福島コンビを追走する。グランプリの賞金争いは意識しているし、最低でも確定板を目指したい。準決は小松崎さんのスピードが良く、止まる感じがしなかったら、自然と外を踏んだ。
 
古性優作=自力、自在。今年の特別競輪の決勝に全部乗れている。グランプリユニフォームの1番車として責任は果たせていると思う。落車明けで指を痛めているせいか、ハンドルの引きが甘い。それで最大出力が出ていない感じです。スピードに乗ってからは良いけど、低速からの立ち上げが弱い。

 

 

10R S級 準決勝インタビュー

 


 

松浦悠士=自力、自在に。自力だけでは厳しいので、そのコメントでお願いします。僕は相手に手の内がばれても、ファンの車券を大切にしたいので。ローズカップは裕友の動きが抜群だった。自分は、そこまでの状態ではないので、助けられた感じです。

 

浅井康太=3番手はあるけど、番手は初めてだった橋本君が良い走りをやってくれた。バックから自分で踏み上げたけど、最後は吉田拓矢君との脚の差。南さんが任せてくれ、調子も良さそうなので何かやりたい。自力、自在に。

 

郡司浩平=極力、自分で仕掛けたかったけど、松浦君を追う形になった。3着、2着で未勝利だが、強いメンバーとの対戦。悲観する成績ではないと思う。自力勝負。

 

吉沢純平=いつも吉田君にも眞杉君にも世話になっている。普通に栃茨の3番手。3番手の経験は少ないし、難しいけど、自分の位置を守りたい。

 

成田和也=俺が郡司君の番手とは嬉しい誤算。連係実績もあるし、強いイメージしかない。防府の落車は未熟だし、情けなかったけど、この2日間走って怪我は大丈夫。

 

井上昌己=賢人の距離ではなかったし、長かったと思う。松浦君の番手は初めて。良い思い出にしたいですね。

 

吉田拓矢=今回は、かなり動けている感覚がある。特に修正点もないし不安要素はない。レースも見えている。眞杉君の番手で仕事をするだけ。

 

南修二=浅井君の番手へ。二次予選の古性君のスピードは凄かった。今回は流れも良いし、決勝に乗れる様に頑張りたい。

 

真杉匠=狙って捲りになっている訳ではない。相手の動きもあるから、その走りになっている。やはり、捲りはリスクがあるし、いつも通り積極的な走りが理想です。

 

 

11R S級 準決勝インタビュー

 



  古性優作=クイックな動きに対応しなくてはいけないから、ここは特殊で難しいバンク。二次予選も綺麗に捲った感じはない。自力だけでは厳しいので、自力、自在に動きたい。
 
佐藤慎太郎=新田君の番手へ。ローズカップは彼の距離ではなかったし、気持ちは嬉しい。守澤君の走り? 誰が見ても、合格点は与えられないでしょう。
 
岩本俊介=南関3人は自力選手。こう来たかと言う感じです。3人で話して、どうあれ番手を回って下さいと後輩2人に言われた。なので渡辺君の番手です。
 
渡辺雄太=南関の一番前を任せてもらえた。自分でレースを作りたいですね。そして、3人共にチャンスのある仕掛けをやりたい。ドームは相性も良いから好きなバンクです。
 
新田祐大=ローズカップは自分の順番が来たから行った感じです。ここは慎太郎さんと決める自力勝負。
 
雨谷一樹=栃茨ラインで吉田君の番手へ。脚質的にもドームは合っている。前が強いから好きな走りで十分。
 
和田真久留=鎖骨骨折明けだけど、普通に走れている。郡司君は成田さんに取られたんですね(笑)。話して南関の3番手を固める事になった。
 
稲川翔=古性君の好きな走りで構わない。初日に落車したけど、急に治る訳ではないから。二次予選は神田君のアシストもあったからイン粘りが成功した。
 
吉田有希=特別競輪の準決は初めて。サマーナイトで準決に乗っているけど、あれはG2なので。夢はアニキと一緒に決勝に乗る事。自力で力を出し切りたい。

 

12R S級 準決勝インタビュー

 
 



平原康多=坂井君の番手へ。関東が大挙決勝に進出して、並びに時間が掛かるのが理想です(笑)。それには、俺も乗り遅れない様にしないと。このクラスになると余裕はないし、瞬時の判断が大切になる。
 

小倉竜二=清水君の番手へ。昨年の記念では彼を差して優勝した。あの時に比べると自分の脚は落ちているけど、2人でワンツーを決めたい。二次予選で前を回した門田君? (ジョークで)金網ぐらいまで持って行かないとダメだよ(大笑い)。 
 

荒井崇博=グランプリなんて全く意識していない。どうせ、たらればの話しになるから(笑)。体調を崩し休み明けで、しかも初日に落車。この流れを変えてくれたのが二次予選の松本君。ここは山崎君のダッシュに千切れない様に。
 

小松崎大地=守澤君と2人で、外枠なのは厳しい。二次予選をクリア出来たのも、1枠を貰っていたから。作戦は考えてになるけど、後ろにならない自力勝負。 

 

諸橋愛=関東3番手。長野の競技場に行き、短走路対策のトレーニングをやってきた。それが良い方向に出ている。前が平原君なのも安心な材料。自分は内だけ締めて、4コーナーから踏めば良いだけなので。 

 

坂井洋=平原さんも諸橋さんも、個別の連係はあるけど、この3人の並びは初めてだと思う。平原さんが後ろなら安心だし長い距離ももがける。あとは平原さんが1番車なのも大きい。自力勝負。 

 

清水裕友=ドームは相性が良いし走りやすい。ホームバンクの防府も33だから、短走路も得意。小倉さんなら仕事をしてくれるので。2人で決まる自力勝負。


 

山崎賢人=新田さんのスピードが良くて併せ切れなかった。だけど、ここ最近の中では一番良い。世界戦帰りの時差ボケもなくなっている。自力勝負。
 

 

守澤太志=北日本ラインで小松崎さんへ。ローズカップですか。せっかく新田君の番手を譲ってもらったのに情けないレース。新田君にも慎太郎さんにも、成田さんにも申し訳ない。

 

S級ローズカップインタビュー


 
 清水裕友=松浦さんが前々に攻めてくれたおかげで勝つ事が出来た。今度は自分が前で自力勝負。2人で話して、こう決まったし、特に深い理由はない。
 
郡司浩平=単騎になるけど自力勝負。あのメンバー(グランプリと同じメンバー)で、レースは作れたと思う。悪い感じはしていない。一発狙いたいですね。
 
佐藤慎太郎=郡司君のスピードを借りて2着に突っ込む事が出来た。あれだけ踏めれば問題ないと思うよ。松阪記念と違って落車の影響はない。守沢君の方が点数上位だし、北日本の3番手。守沢君は遠慮したけど、俺が我を通した(笑)。
 
成田和也=北日本はひとつと言う事で4番手を固める。このケースだと4番手は多いですよ(笑)。新田君を差してのワンツーだし、自分の状態は問題ない。
 
松浦悠士=宿口さんが離れて吉田君が1人で来るのは、頭の中にあった。作戦通りと言えば作戦通り。ただ、逃げる気持ちがあったから、あの走りが出来ただけ。俺と裕友の並びだと、後ろから買うと言うファンは多いみたいですね(笑)。吉田君の出来も良いから、踏んでから併された。伸びは足りなかった感じです。
 
井上昌己=長崎同士の山崎君へ。ワンツーが決まったけど、俺が本当に仕上がっていれば差せていたと思う。
 
守沢太志=慎太郎さんと成田さんに気を遣ってもらった。まだまだ、その地位の選手ではないし固持した。だけど、回ってくれと言われたので、責任を持って走りたい。新田君の番手です。
 
山崎賢人=パリの世界選手権から前検日の前日に帰ってきたばかり。時差ボケも酷いから、夕食を食べ、12時間寝ました。そうしたら元気になっていた。昌己さんと2車だが自力勝負。
 
新田祐大=レース内容も良かったし、体にも刺激が入った。今回はコンディション作りにも成功したから調子は良いと思う。ドームのスピードバンクは自分の走りに適している。グランドスラムは、みんなに言われるし、意識しながら。4車だし、後手を踏まない自力勝負。

 

 

三日目勝因敗因

1R

1小岩 大介

作戦の時から、竹内君は主導権を取ると。その通りのレースをやってくれた。良いカマシだし、掛かりも良かった。1着かと思ったけど、強襲してきた松本君が強かった。

2松本 貴治

自分だけのレースになったけど、脚は問題ないと思っていた。行きたいタイミングの時に、外の堀内さんが邪魔になった。それで、仕掛けを逸した。自分も竹内さんも、お互い自分でやりたいから、別になった。
2R

3山下 一輝

「雄吾が強かった。島川が内に見えていたし、伸一がいるのも見えていた。2車だったので、なるべく引きつけてって感じでした。雄吾の踏み直しが良くて、強かった。さすがですね。頼もしいです」。 

9取鳥 雄吾

「早期追い抜きをやったかもと思って、ソワソワしていた。小原君を合わせた後はホームで山本さんを見てもう一回踏んだ。バックで回して何とか最後までって感じです。メチャクチャフワフワするし、今日の1着は奇跡。体は良いんだけど、バンクに慣れていなくて函館と乗り味が違う。200勝リーチ? マジですね!達成できるように頑張る」
3R

1菊池 岳仁

後ろが地元の小林さんだし、本来なら突っ張らないと。そこは消極的でした。フレームをオールスターの前に使っていた物に戻したら、感じ良くなっていた。上田さんがハイペースで掛けていたから、どこか緩む場所があると思っていた。そこが最終ホームだし、そこまで回しながら、一気に仕掛けた。久々の1着で嬉しいけど、ラインで決まらなかったのは心残り。 

9松岡 貴久

ガルベス(上田尭弥)は行くと言っていたけど、あんなに早く行くとは思っていなかった。途中で番手捲りも考えたけど、菊池君のスピードが違った。小林君が遅れていたから助かったけど、前は遠かった。誠さんに差されず、何とか2着キープ。今日は2着権利だったので。
4R

1新山 響平

「昨日、重注を付けていたし、今日は牽制があって重注を付けたくなかったので。前に出るのが遅れて出づらくなったけど、谷口君が流していたので出られた感じですね。カカっている感じは正直なかった。セッティングを少し弄りたいけど、弄るのが怖い。初日とセッティングを乗りこなせるようになれば」。 

9三谷 竜生

「追走しようとしたけど、切り替えられるスピードではなかった。新山が行った上を行くのは難しい。谷口君と勝負だと思ってあの位置になりました。行けるかは別として自分から仕掛けられれば良かった。あの展開なら1着が欲しかったです」。
5R

3山田 久徳

小森君の方が年上だけど、実績で野原君が番手になったと思う。どうあれ、自分は3番手と思っていた。1本棒にして逃げる事は良い事だけど、ちょっと吹かし過ぎたかも。野原君がバックでは少し失速してきた。庇うだけ庇おうと思っていたし、4角の下りで金子君に踏み負けた。車間もあれ以上切れないし、内も空けられないので。 

5永澤 剛

スタートで中団と金子君に言われていたので、そこだけでした。ハイペースになりきつかったけど、金子君の捲り追い込みが決まり恵まれた。 

6金子 幸央

車番が悪かったけど、初手で中団が取れたのが大きかった。近畿が前を取ったから全つっぱだと思った。あとは、スキを見て仕掛けるだけ。被らず、邪魔もされなかったから脚は溜まっていた。相手が2段駆けだけど、野原君も1角スパート。これなら行けると思ったし、特別競輪で2勝なんて出来過ぎです。
6R

7橋本 強

「混戦になりましたね。拳矢に当たってしまうと転ぶと思ったので、太田任せになりました。太田は前に踏んでいたいけど、進みが甘かった。最後は前もタレていたし、聖二を抜けたと思ったけど…。日に日に良くなっています」。 

8川口 聖二

「最終ホームで拳矢を迎え入れるのはちょっと厳しかったし、申し訳ないと思いながら切り替えさせてもらった。あの判断で届くがどうかギリギリ。補充のくせにガツガツして申し訳ない。煽りばっかあって苦しかったけど、届いて良かったです。昨日も今日も番手なので運ですね。ちょっとデキすぎ」。 
7R

2阿竹 智史

研太朗が強かったね。ここだってところでしっかり行ってくれた。最後は残し気味に行って抜けてないので感覚にズレがあるのかな。別にいっぱいってわけじゃないけど、もうちょっとでヒデ(山田英明)に食われかけた…。 

6原田 研太朗

行って、行ってがあり、仕掛けやすくなった。特別競輪で2勝でなんて久しぶり。逃げ切りだし、ちょっと自信になりますね。最近、全然、先行なんてやっていなかったので。組み立ての甘さ、番手の甘さがあるけど、自分のやれる範囲で頑張っていきたい。 
8R

4山口 泰生

  「前二人のおかげ。突っ張るっていうのでホントに?って思ったけど、あれだけ頑張ってくれたので。自分は外線だけは外さない様に意識していた。恵まれました」。 

9神田 紘輔

「ちょっと踏み過ぎちゃいましたね。バックで伸びていって車間を空けたつもりだったけど、最後は抜きすぎ。町田を後方に置いて柏野さんを凌いで想定通りだったけど、最後が反省。状態的には最近の中で一番いいと思う」。
9R

1和田 圭

山田君の番手を回れたのが一番大きい。地区的に全然違ったのに。やはり賞金争いで9位にいる選手は違いますね。レース運びもそうだし、基本的な脚力も違う。自分も他地区の選手に付いて良い経験になったし、それを活かして行きたい。

2山田 庸平

インを切るタイミングが良かったし、すぐに竹内君も来てくれた。脚を使って中団3番手を確保したけど余力はあった。竹内君が出渋ると違う展開になったけど、自分の思惑通りになった。怪我の影響が残っているし、短走路の走りも上手くない。その中で精一杯、力を出し切りたい。
10R

1松浦 悠士

G1の準決でメンバーもメンバーなんでその場の判断で。吉沢さんを飛ばそうっていうのはあんまりなくて、吉田君が空けたらインから番手捲りと思ったんですが、締められてかなりもらっちゃって…。(吉田の捲りを追ってからは)郡司君の押し込みがキツくてフォームが崩れて、何とかって感じです。ああいう展開であれば吉田君のとこ粘って番手捲りの方がよかったかなと思いますが、昌己さんと2人で上がれたのはよかったですね。状態的にはそんなに変わらず。いいと思います」。 

6井上 昌己

「全面的に信頼して付いていました。ずっと内に詰まって厳しい展開でしたが、さすがの運行でしたね。最後は浅井君も来ていたので自分も必死に踏みました。リラックスして走れたのがよかったみたい。(G1決勝は2017年の高松宮記念杯以来で)5年振り。懐かしいなぁ。(荒井崇博や中川誠一郎といった同世代の活躍は)すごく刺激になっています。刺激をもらって、切磋琢磨しながら。とにかくこの3着はすごく嬉しい。明日の決勝は何も変えずにこのままいく予定です」。 

7吉田 拓矢

「けっこうゴチャついて焦っちゃいましたね。今思えばもう少し残せたんじゃないかという気がします。後ろの状況も気付いていなくて、そのへんのチェックも甘かったです。結果は1着ですけど、もう少し出来ることがあったんじゃないかなと…。眞杉君に全部頼ってしまった。今日はほんと眞杉君の頑張りに尽きます」。 
11R

1古性 優作

今年は特別競輪の決勝に全部乗っている。そう言う意味では、グランプリユニフォームの1番車の責任は果たせていると思う。落車明けでハンドルの握りが甘い。だから、最大出力が出ていないし、踏み出しが甘い。稲川さんとワンツーが決まったけど、本当は新田さんより先に仕掛けないと。

5新田 祐大

仕掛けるポイントは悪くなかったと思うけど、慎太郎さんにとって、きつい展開になってしまったと思う。そこは申し訳ない。多分、自分と同じ感じで仕掛けたいと思ったし、緩んだところを思い切って行けた。構えていないし、今節は悪くないと思う。 

8稲川 翔

古性君と一緒に走れて楽しかった。しかも、結果が出たので。古性君の後ろだし、作戦は全てお任せ。初日の落車で体は痛いけど、気持ちでカバー出来ている。
12R

1平原 康多

「壮絶な先行争いでしたね。(坂井は)よく前橋の外から叩き切ったなという感じ。相手はナショナルチームの山崎君だし、それを外から叩くのはすごいこと。清水君が内にいたのは分からなかったけど、自分は山崎君がずっと横にいたので、ニュートラルに入らず出る形になりました。着はどうなるか分からないけど、とにかく形にはしないとって必死でした」。

4小松崎 大地

守澤には交わされた小松崎だが3着に残って見事優出。「車番的に前か後ろしかないので、どっちか取れた方から。かなりハイペースになったので、しっかりスピードをもらって仕掛けられればと思っていました。前の荒井さんが離れているのか車間を切っているのか分からなかったんですが、仕掛けなきゃチャンスはないと思って。最後の最後まで必死でした。ほんとラッキー一本です。勝ち上がれているので脚の状態も悪くないと思います」。 

9守澤 太志

「大地さんなら何とかしてくれるだろうと思って付いていました。みんなイン切り合戦みたいでハイペースになったので。僕はしっかり脚を溜めて、あとは大地さんがどこまで行けるか。大地さんもどんどん進んでいったので、どこまで行けるか見ながら、自分は内と外を見てって感じだったんですが、勢い的に捲り切りそうだったので外に行きました。今日の感じはすごくよかったと思います。昨日(2日目)は脚というより技術的な部分なので。グランプリのことを考えても、ここでしっかり決勝に乗れたのは大きい。明日も気を抜かずに頑張ります」。

 
 

二日目勝因敗因

1R

1松谷 秀幸

作戦は違った。本当は取鳥君と一緒に松井君は上がり、中団の作戦。だけど、結果的に有り難いよね。今年は調子が上がると落車、それの繰り返し。かなりメンタルはやられているけど、腐らず走りたい。 

9山口 拳矢

良い方は悪いけど、自転車を試して行こうと。だから構えるレース。ハンドルの握り方が悪かったし修正点はある。7番手捲りが決まったけど、あくまでも一般戦。レース脚が落ちているし、これでは上で通用しない。
 
2R
中部近畿、中四国、関東、単騎の堀内俊介の4分戦。出入りが激しく、地元小林泰が押さえるがインから堀内俊が前に出る。そこを島川将、高原仁、片岡迪が押さえる。状況を見極めていた野原雅也が鐘の4角からスパート。鮮やかに前団を飲み込む。ただ、番手の村田雅一は離れてしまい、何とか自分で踏み上げる。村田雅一が4角で島川将貴を捲り、村田追走の西村光太が2着。3着が村田雅一で、先頭、3番手、番手の入線でハサミ車券。   一次予選は不発だった野原雅也だが、ここでは脚が一人違った。「一次予選は北日本ラインの2段駆けにやられた感じ。出来自体は悪くないので、もったいなかった。今日は、中団、中団の組み立て。展開が向いたし、一歩目の反応も良かった。体が自然と動いたけど、展開も良かったですね」。

 2着に入った西村光太は村田雅一が離れたが、それに乗って2着。「離れていたけど村田さんが追い掛けてくれたので。ここは特殊バンクだから、ワンミスが許されない。脚は悪くないので、展開さえ向けばと言う感じです」。
3R

2山田 久徳

不発だったけど、まずは小森君が中団3番手を取ってくれたので。 前も掛かっていたから、多少、遅らせ気味に追走した。やはり、スタートで青森勢の後ろを取れたのが大きかった。突き抜けたと思ったけど、新山君の粘り脚が良かったですね。状態は優勝した松阪記念と同じ。

3新山 響平

久々の特別競輪の1着だし凄く嬉しい。赤板前からの2周半の突っ張り先行だけど、前橋だからやれる芸当です。それに永澤さんが仕事をしてくれ、Sも取ってくれたので。もう1個のラインが飛んでくれば2車だし、出したけど、そんな雰囲気ではなかった。ナショナルチームも卒業したし、これからは競輪で結果を出して行きたい。
4R
最終主導権は菊池岳仁、金子幸央、長島大介の関東ライン。松本貴治は3番手で粘り、外の長島大介をどかす。最終ホームから三谷竜生、稲垣裕之が巻き返すが、叩き切れない。2角過ぎに金子幸央が番手からスパートして1着。外で松本貴治を決めながら三谷竜生が2着。3着は松本貴治にマークしていた中本匠栄が内を突き3着。
自力より、番手の方が上手い金子幸央。

 菊池岳仁をフルに使って2角から自らスパートした。「自力3人の並びだし、走りは難しかった。菊池君の気持ちを無駄にしない為にもシビアに番手から発進した。菊池君が叩いた時に、先に自分は降りてしまった。それが長島大介さんが飛び付かれてしまった要因。そう言う技術も磨いていかないと」。

2着は綺麗に捲れなかったが三谷竜生が、ねちっこい脚を使った。「一旦、突っ張ったのは位置取りの為。ペースを上げておかないと、後方に置かれてしまう。最終ホームから捲りに行ったけど金子君が番手スパート。それで内に降りて決める形になった。初日ですか?小森貴大君の押さえに行くのが遅かったけど、それに併せるのも後ろの仕事。そこは、南修二さんにアドバイスをもらった」。
5R


 

4川口 聖二

今回は予備だったのでホテルで待機していた。サウナもあったけど、水風呂がないから、体が緩みすぎた。普通なら中団3番手だし、あそこで谷口君は行かなくても良い。後ろのオーラに負けたと、書いておいて下さい(笑) 。ワンツーの展開だったけど、谷口君が内を空けてしまい、そこは橋本さんが入ってきてしまった。 

9橋本 強

初手の並びが想定外だし、石原君との作戦が違ってしまった。だから本番のレースでは、石原君任せになってしまった。中部勢の勢いが良いから、出られてしまい、悪いが切り替えた。4角から内は見えていたし、狙っていた。脚のキレ味はないけど、状況は判断は良いですね。
6R
押さえた坂井洋のハコを稲川翔が捌く形になり太田竜馬に絶好かと思われたが、捲りの進みは一息。坂井が終始ペースを掴んで押し切りを決めた。捌いた稲川も懸命の追走で流れ込み。2着で準決勝進出を決めた。 坂井は「1着は嬉しい。本当は前が欲しかったけど、誰も出なかったので。後ろからの展開も想定していたし、前に出てから考えながら走っていた。後ろで粘られたのは分かっていたので、太田だけを見ていた。ホームまで良い ピッチで駆けてあとは全開。がむしゃらに踏んでいました」。

稲川は「正直、やることをやって良い意味で考えて走ろうと。神田と山口さんが付いてくれていたので頼もしかった。その場その場の判断を間違えないように、勝負権のある位置を取ろうと。走るまでには最善の状態にできて気持ちを入れたレースができた」。
7R

1眞杉 匠

本当は突っ張る気持ちだったけど、それ以上に町田君がやる気だった。昨日の失敗があったから捲りは嫌な予感があったけど、踏んでからは車が出た。金子さん、坂井先生と栃木の先輩が1着で良い流れを作ってくれた。

7小倉 竜二

町田君がハイペースで逃げてくれたから、1回もバックを踏まずに流れた。(これはジョークだが)門田は、金網まで持っていかないと、あかん(大笑い) 。
8R

2荒井 崇博

体調不良、初日は落車と流れが悪かったけど、松本君が良い走りをやってくれた。後ろに和田君が入ったのは分かったけど、寺崎君の位置は見えなかった。だから、バックから悪いが、踏まさせてもらった。1着が良かったけど、勝ち上がりが大前提なので。グランプリとか気にしていないし、たらればの話しになってしまうので。
 

5和田 真久留

鎖骨骨折明けだけど問題なく走れている。主導権を取る九州の3番手が取れたのが大きかった。自分で先に捲れれば良かったけど、荒井さんの番手捲りに乗る形。 荒井さんが番手から出るのとか、寺崎君が来るかもとか考えている内に仕掛け損じた。
9R

1浅井 康太

橋本君に聞いたら、前から2番目が良いと言っていた。だから1番車だし、その位置を取りに行った。ジャンからハイペースだし、あとは吉田君の位置の確認。カマシに来ると思ったら見えなく、吉沢君の動きは見えた。バックから橋本君が失速してきたし、申し訳ないがタテに踏まさせてもらった。最後は、ヨシタクとの脚の差が出た。

2岩本 俊介

脚を使って3番手を確保。そこまでは良かったけど、吉田君に内を掬われたのが誤算。ふわっとなった時に、上がってしまった。それは気をつけようと、和田さんと話していたけど。4着なら準決に行けるし、大きいですよ。 

3吉田 拓矢

最近の中では、この2日間が一番良い。気持ちも前面に出せている。外では無理だと思い、内から位置を取りに行った。臨機応変に、流れの中で対応出来たと思う。 

7吉澤 純平

ヨシタクがトリッキーな動きでしたね。はぐれない様に、何とか追い上げる事が出来た。バックは一旦、拓矢が内に差したし、あのままなれ自分も仕掛け様と思った。浅井君が仕掛けた事により、変な動きをやらずに助けられた。
10R

1古性 優作

内に差したり、道中のミスはあった。やはりドームを走るのは難しい。攻めようとしてのズレはあるけど、守りに回ってのズレではない。そこは良いけど、気持ち良く捲れる感じではなかった。 

5雨谷 一樹

前からの作戦だったので自分がSを取りに行った。佐々木君が4車の重みを感じて突っ張ってくれたおかげ。 竹内さんが早めに来れば、2車だし出させていたと思う。結果的に古性君のレースになってしまった。バックからは宿口さんの判断でした。坂井君や真杉君、吉田君などがいて、誰かしらと連係出来そうですね。 

7渡邉 雄太

結果的に古性さんの捲りに乗るレース。古性さんの動きをアテにしながらだし、本当は、自分でレースを作っていかないと。ただ、ドームは相性が良いので、決勝進出を目指して頑張りたい。 

9南 修二

見ての通りで古性君が全部やってくれた。あれこれ言う選手ではないし、練習も一緒にやる時もある。お任せだったけど、凄い捲りだった。離れなかったし、自分も悪くないと思う。
11R

1小松崎大地

 最低でも中団と思っていたけど、そこの思惑は山田君と一緒だった。関東3人で決まってしまったし、何にもやれていない4着。自分だけ勝ち上がったし、後ろには申し訳ない。車番が良かっただけで、山田君と逆なら、自分が同じ動きをやっていた。吉田君が突っ張れば、あのままでも良いし、山田君が叩けば、そこを強引に行こうと思っていた。

2諸橋 愛

 番手が康多だし安心感があった。 全部やってくれたし、内を締めていただけ。迂回の時も、康多は冷静だったね。だから、自分も焦らず済んだ。長野の33バンクに行き、短走路対策をやってきた。それも良いですね。 

5吉田 有希

後ろが平原さんと諸橋さんだし安心感があった。中団がもつれているのも分かりました。 GⅡはサマーナイトであるけどG1の準決は初めて。選手になって今回が一番良い内容かも。決勝でアニキと連係するのが目標だし、夢でもある。 

7平原 康多

有希君とは連係があるし強い気持ちで走ってくれた。 外から追い上げる形になったけど、あのまま追走だと失格になるから。このクラスだと冷静に走れないし、瞬時の判断。見た目より余裕なんてなかった。中団がもつれていたので、これは有希を残せると思った。

 

12R
山崎賢人が押さえた上を新田祐大が叩いて逃げたが、後方待機の清水裕友がこの上を力強く捲り松浦悠士が抜け出した。「裕友がいい走りをしてくれましたね。スタートは想定外でしたけど、誰も出そうな雰囲気がなかったので…。結果的に前からでよかったと思います。(清水の)出足がすごくて一瞬千切れました。踏み出しかなりよくて、僕も口空いたんで強かったです。最後は一瞬待ったんですけど、郡司君の気配がして慌てて踏んだ感じ。1回緩めてから、また立ち上げてって出来たので、反応の部分はいいのかな。状態の方も問題ないと思います」。


 清水-松浦にスイッチした郡司が外を迫り2着。「単騎だったし切れ目、切れ目から。思ったよりめまぐるしい展開になりましたね。(打鐘前に内に行ったところは)内差して詰まっちゃったんで内に行くしかなかったです。しゃくって取り切ったあとにまた詰まっちゃって、ほんとは自分で行きたかったんですけど、清水君の(仕掛ける)タイミングになっちゃいましたね。自分が思った以上に余裕はあったので、最後差せていないのは脚の問題。ただの脚力不足です。2日間走ってみて、もうちょっと長い距離を踏みたいなっていうのはあるけど、気持ち的にも余裕はあるので、特に問題ないと思います」。

 捲って3着の清水は「青板バックで新田さんが山崎さんと一緒に上昇してこなかったのがよかった。そのあと新田さんの巻き返しが早くて、郡司さんに掬われたりして、行くしかないって感じで4コーナーから行きました。成田さんを越えて、真太郎さんを越えて、守澤さんを越えてって、1個1個の壁が大きかったけど、3コーナーから何とか踏み勝って3着に残れたので悪くないと思います。今日のレースで4日分の脚を使った感じで、もう売り切れたっすね(苦笑)」。
 

初日勝因敗因

1R


 

1着小松崎大地

「1Rは朝早かったですね。取れた位置から流れに乗ろうと。押さえにいった時点から前が踏んでいました。流れに乗った仕掛けられたし、タイミングもよかった。前橋はやっぱり走りやすい」。

2着隅田洋介

「スタートミス。中団欲しかったけど、内入られちゃった。竹内君が押さえて駆けてくれたし、自分の技術不足で残せなかった。バックを踏んだときに小松崎さんに来られてしまい、対応できなかった。車輪をかけて小松崎さんの所まで行けたら良かったけど、佐々木さんの所まででした。思っていたよりも脚は戻っている」。

3着佐々木雄一

「やることをやって勝ち上がれたと思う。菊池君の後ろを取れたらと思っていた。できる限りの援護はできました。隅田も脚があるし、最後は仕方ないかな」。
2R


 

 人気の中部近畿の3人でカマシを決めて上位独占。前受けの竹内雄作が、ジャンで石原颯を叩いて、後続を千切る走り。中団に入った石原颯だが、逆に車間が空いてしまう。7番手の渡辺一成と永澤剛は、後方で不発。仕事人の南修二が竹内雄作をゴール前に差して1着。竹内雄作が逃げ粘って2着。3番手巧追の神田紘輔が3着で3連単の1番人気。
  鬼のマーカーの南修二は竹内雄作を称えて「雄作君の掛かりが凄かった。後ろが霞んでいたのは分かったし、中団は離れているだろうと。だけど、自分の技量不足もあり、抜き方は下手だった。雄作君が自分で残ってくれた感じです」。
 長い距離を踏み粘った竹内雄作は「石原君がペースで踏んでいたから早めに叩きに行った。掛かり切ってしまう前に行ってしまおうと。あとは、後ろが南さんなので残してもらえるから」。
 地味な動きだが3番手3着に神田紘輔は入り「竹内君は先行の職人。番手の南さんも痺れる様な動きをやる。その動きに助けられました」。
3R



  後方から仕掛ける皿屋豊を松本貴治、山田英明が牽制。立て直した皿屋が叩き返し赤板過ぎ先行態勢。中団確保した山田が後方から仕掛ける松本に併せながらバック捲りで一着。
 「松本君が中団取るような動きだったので、皿屋さんにすんなり駆けられて後方になるときついので突っ張りました。良い位置取らないと僕は勝てないし。今回新車なんですけど、たまたま捲れたのかわからないけど、アタリが良かった」。
 皿屋マークの坂口晃輔が二着。「皿屋さんは長い距離でも先行するって言ってくれた。それなら初手は前がいいかなと思ってたんですが。バックが流れすぎて難しい。山田さんが隠れる感じで捲って来て止めたかったが、外に持っていくとコーナーでスライスしそうだったので。余裕はあるが、踏み切った感じはなくてバンクに対応出来てない。一走したことで失敗は覚えているし、二日目以降にいかしたい」。
 山田にマークした小川勇介が三着。「前からの作戦。あとは全て山田さんに任せていた。少し前に前橋を走れて感触を掴められたのは大きい。F1とG1のスピードの差があるのでサドル、ハンドル等セッティングを調整します」。
4R


 

2中川 誠一郎

(二日目から欠場) 。

3柏野 智典

18年の親王牌の決勝に乗っているけど、イメージはそんなに良くない。今日はモニターで見て、中団ももつれているし、バックで決まったと思った。雨谷君が入って来たのは想定外だし、自分のミスと言えばミス。だけど、雨谷君が強かった。どうあれ、町田君が良い走りをやってくれ恵まれた。  

7町田 太我

今日は上田君の後ろから攻めようと決めていた。ふたをしてペースに持ち込もうと。前橋も初めてだし、群馬に上陸したのも初めて。2車だけど、果敢に逃げる事が出来たし、仕上がっていると思う。  

9雨谷 一樹

最近の中では一番良い。金子君が引かずに粘ってくれたので。内藤さんも降りてきたけど、自分は前に踏もうと。コースも見えていたし、中を良い勢いで突き抜ける事が出来た。
5R

2吉澤 純平

作戦的には前を取って、そこから坂井君のタイミングで仕掛けてもらおうと。踏み合いにも多少なったし、坂井君もきつかったと思う。ラインの3人で決まったけど、ちょっと踏むのが早かった。あと、車間を切れなかったのも反省点。怪我の影響は全くないし、二次予選Aも頑張りたい。  

6山下 渡

前の2人が強いから、付いて行ければチャンスはあると思った。今回は吉田兄弟、吉沢君とも一緒に練習をやってきた。その成果が出たし、凄く嬉しい。  

9坂井 洋

弱い(笑)。あそこで行かないとラインで決まらないけど、あの距離で3着に沈んでは。やはり二次予選Aなら4着権利だし二次予選Bだと2着権利になってしまうので。気持ちも入り、良い気合の乗りだったけど、たれすぎですね。
6R
 佐藤友和が小原佑太を使い通算400勝を達成した。レースは小原佑太と佐藤友和の前受け。これを後ろ攻めの門田凌、阿竹智史が叩きに行くが、小原佑太が強引に突っ張る。人気の一角、野原雅也と山田久徳も叩きに行くが、これも小原佑太は全突っ張り。前団の踏み合いを岩本俊介が残り1周を巻き返す。この仕掛けに番手の松谷秀幸は付いて行けない。佐藤友和が岩本俊介にスイッチして差し切り快勝。2着が岩本俊介の残り。門田凌が不発も、lコースを見つけた阿竹智史が3着。
 通算400勝を決めた佐藤友和は、ゴール後、ファンの声援にガッツポーズ。弥彦の親王牌の覇者でもあり「親王牌は、やはり思い入れの強い大会。今日は小原君が作戦通り、突っ張ってくれたので。出ても流すタイプばかりだから、主導権は取りやすかったと思う。彼は千メートルタイムトライアルで1分を切った。世界選手権では60キロで3周駆けるからね。あとは、松谷君が切れていたのは意外だた。そこに上手くスイッチして突き抜けた。今後も弟子の中野慎詞達と切磋琢磨したい」。
 前団の踏み合いを的確に仕掛けた岩本俊介が2着で「上手くスイッチしながら、仕掛ける事が出来た。若い子相手に厳しい、38歳だけど、今日はやれた方。本当は松谷さんとワンツーを決めたかったし、そこは残念です」
 目標の門田凌が8番手捲り不発だが、阿竹智史は綺麗にコースに入って3着。「最近の門田君は何でも出来るからね。自分はコースを見つけて3着だし、彼も4着に入ってくれた。やはり特別競輪で、勝ち上がれるか勝ち上がれないかは別なので」。
7R

1着 原田研太朗

「初手は真ん中に居られたし、いい並びかなと。山口君の所をみてしまって上手く追走できなかった。悩んでしまったし、追走が甘かった。任せていた以上はしっかり追走しないと。自分は寒い方が好きなので」。

2着 和田圭

「作戦は予定通りだったけど、新山があれだけ良いレースをしてくれたのに…。全体的に余裕がなかった。ただ恵まれただけですね。原田がきて自分の着の欲しさに焦って踏んでしまった」。

3着 柿沢大貴

「末木が展開を作ってくれたし頑張ってくれました。前橋だし内しかないと思って最後は踏んだ。失格とかもったいないこともあったけど、体の状態は悪くない」。
8R

4佐々木 悠葵

まず、選手宣誓で命を削られた(笑)。木暮さんは不在だし、泰正さんも勝ち上がりに失敗。自分に期待が集まっているのは分かっていたし緊張した。最近、ずっと自転車の乗り方に悩んでいたけど、今日は良いスピード。ヤンググランプリの時の自転車に戻したのが良かったかも。構えず行けたし、このレースをやって行ければ。 

5橋本 優己

作戦は後ろ攻め。一旦、押さえてから流れで考えようと。理想はホームで行きたかったけど、先に佐々木さんが仕掛けた。だから、それを追い掛ける形になりました。自分は決勝を狙う様な選手ではないし、一戦、一戦集中して走るだけ。この後、浅井さんとの連係もあると思う。西武園オールスターで1度連係はあるけど、自分、皿屋さん、浅井さんの並びだった。

9山口 泰生

橋本君は後ろ攻めが良いと言っていたし、その気持ちが嬉しい。確かにスプリンターでなく地脚タイプだから。最近、疲れが溜まっていたし、今回はスピード練習で仕上げてきた。浜口高彰先輩がいるけど、岐阜新聞の記者をやっているんですね。
9R

1吉田 有希

本当は全部突っ張りの作戦。だけど松坂さんが前なので、それは狂った。取鳥さんと主導権争いも覚悟していたけど楽に中団に入れたので。関東のビッグだし、少しでも上に行きたいですね。 

7神山 拓弥

顔は別として、吉田君は若い走りをやってくれる。落ち着いていたし、冷静に対処してくれた。最近、連係が多いから、彼の走り方は分かっている。抜くケースも増えてきたけど、今日は快速捲りだったので。 

8松坂 洋平

車番的に前か後ろしかなかった。突っ張られるなら、前の方が良いと思った。踏み合いを綺麗に捲るのが理想だったけど、このレースで一杯ですね。 

 

10R

2山崎 賢人

パリの世界選手権から帰ってきたばかり。時差ボケが酷くて、昨日は飯を食べてから12時間寝た。それで疲れが取れた気がする。初手が一番良い並びになったし、仕掛けやすくなった。やはり、自分らだけ、3車のメリットが大きかった。 

3小倉 竜二

二次予選? 番組的には町田君、俺、門田君で組んだと思うけど、2人の時は門田君に任せている。門田君には勉強しなさいと言う感じです(笑)。 

4園田 匠

ドームの高速バンクだから自分が思っているより自転車が流れる。親王牌は弥彦で優勝しているから、気持ちが違う。今日は山崎君が良いレースだったし、3着に入る事が出来た。和田君と絡んだりしたけど、小倉さんを乗り越えた時点で大丈夫だと思った。  

6井上 昌己

賢人が漢字の競輪をやってくれた。競技から帰ってきたばかりで、カーボンと鉄のフレームは全然違う。自分も経験があるけど、その違いは大きい。まあ、自分も完璧に仕上がっていれば、差せたと思う。それでも、九州の3人で決まったので。 

7和田 真久留

鎖骨骨折明けだけど、問題ないと分かった。要所、要所の判断が悪かっただけで、1回走り、体にも刺激が入った。
11R

1荒井 崇博

怪我は問題ない。明日は九州で松本君の番手へ。

2新田 祐大

あそこで行かないと、ラインで決まらない。叩けると思ったけど、叩けない時の動きも考えていた。コンディションは問題ないし、仕上がっていると思う。体にも、一走して刺激が入った。 

3寺崎 浩平

時差ボケがあるし、今日は良くなかった。1日走って、良くなっていれば。 

4和田 健太郎

ゴール前は危なかったですね。車番的に前か後ろになってしまうけど、Sは取りに行ったけど後ろになってしまった。あとは渡辺君の感性に任せていた。アクシデントもあり素直に喜べないが、この3着は嬉しい。やはり、2着までは遠かったが悪い感じはしていない。  

6稲川 翔

走れるし明日も大丈夫。目標が不在だし自分で何かやらないと 。

7成田 和也

新田君を抜いたのだから悪いはずはない。もちろん、それは調子のバロメーターになっている。寺崎君が行った上を、すぐに行くのだから凄いね。さすがのレース運びだった。 

9山田 庸平

稲川さんと絡んで落車したけど、二次予選も走れそう。小川勇介さんの前でガンバルだけ。
12R

1番 古性優作

「前からは作戦のひとつ。力勝負をしてみようと。力勝負を意識し過ぎて宿口さんが離れたときに腰が折れてしまった。関東3人が出切ったところを力勝負だと思い込み過ぎていましたね。仕掛けた時は一瞬『1着行けるかな』と思ったけど、郡司君にいいのをもらった。怪我明けだけど思っていたよりもいいし、共同より感触は良かった」。

2番 平原康多

「想定していたとおりの動きだったけど、宿口が離れてレースに参加できなかった。手のうちようがない位置になってしまった。道中の感じとかは普通。スタートも想定していた位置を取れたし。特にいじるとかはなく本当に微調整をするくらい」。

3番 松浦悠士

「自分が駆けても良いつもりで組み立てていたし、吉田君が来たあとはあの展開も想像していた。吉田君のカカリが良かったので、脚は溜まっていなかった。2コーナーで行ってみたけど、自分の中で踏み込んだ感じはもう少し欲しいですね。ハンドルをいじったのでもう一回見直します」。

4番 清水裕友

「細切れだったし、松浦さんは先行含みで組み立てていたと思う。僕は付いていくことに専念しながら。結構ハイピッチだったし、全く脚に来ていないとかではなかったけど、1着を取れているので。明日以降は走りながらセッティングを微調整するくらい。大きな事はしません」。

5番 郡司浩平

「基本的には車番も悪かったし後ろから。周りは見えていたし、状況に応じて踏むところや休むところはできていた。感覚も良かったけど、松浦をアテにしてしまった。前に出てからは重たさとかなかったし、余裕をもって走れた」。

6番 宿口陽一

「勝負処で内を差して迷惑を掛けた。コンディションはちょっと分かりません。単純に弱いです。あそこで内を差したら遅れてしまうし、全てがダメ。一戦一戦頑張るだけなので気持ちを切り替えて」。

7番 佐藤慎太郎

「組み立ては郡司にお任せ。良い位置を取ってくれたし、チャンスはあるかなと。古性が来ていたし、被ってしまってあのコースになった。悪くは無いけど、前橋であのコースは危ないよね。付いて行けているので悪くはないね」。

8番 吉田拓矢

「レースは作戦通り。前中団なら良いところで行けると思ってあの位置でした。最後まで踏めていたし、良い状態だと思う。落ち込んでいても仕方ないし、また明日頑張るだけ。自転車に関しては何もいじらず疲れととって頑張る」。

9番 守沢太志

「古性君に全て任せていたので。あの展開になって古性君は仕掛けたい所で仕掛けられなかったんだと思う。難しいレースでしたね。最後は慎太郎さんとコースが被って踏めずに終わってしまった。道中とかは変わらなかったし、状態的には大丈夫だと思います」。

初日インタビュー

1R

 

1 小林泰正

地元の特別競輪で1レース1番車は期待されている証拠。怪我明け2戦目だけど仕上げてきた。徹底先行の菊池君の番手へ。多分、菊池君の番手は初めてで、過去に菊池君、木暮さん、自分の並びはある。 

2 隅田洋介

岡山に移籍して落車と失格。ちょっと流れが悪い。競輪場と岡山市内の中間に家は借りたけど、彼女は出来ないまま(笑) 。ラインの竹内君の番手へ。

3 佐々木雄一

北日本ラインで小松崎君の番手へ。 岸和田の準決で行ってもらったけど、残す事は出来なかった。

4 三宅達也

やはり、伸さんの引退は淋しいですよ。正直、びっくりしました。ここは、どんな選択をやっても、初連係の隅田君に任せる。 

5 谷口遼平

中2週間空いて、練習は十分。その間に地区プロもあった。 残念ながら、地区プロは満足出来ない成績。S級選手より、逆にチャレンジやA級選手の方が成績が良かった。自力。

6 竹内翼

隅田さんと三宅さんの岡山勢に任せてもらった。 後手を踏まない自力勝負。

7 菊池岳仁

地元の小林さんと2車だが、内枠を貰えた。これは、大きいですね。ドームだしスピード練習で仕上げてきた。自力勝負。 

8 西村光太

地元松坂記念は二次予選で失敗したけど、その他のレースは悪くなかったと思う。三重同士の谷口君の番手へ。 地区プロは若い子が強くて、ダメでした。

9 小松崎大地

ビッグは、いつも予選スタートだし、気を引き締めて走るだけ。佐々木さんと決める自力勝負。二次予選はAとBがあるんですね。計画的にトレーニングはやってきた。
 
2R

 

1 香川雄介

同県の後輩の石原君へ。いつも、頑張ってくれるので。オグさんと俺は落車王だけど、最近は落ちていないので。 

2 南修二

中部近畿で竹内君の番手へ。しっかり、自分の役目を果たしたい。 

3 渡辺一成

富山記念が終わり、体調を崩した。それで前回の函館は二ヶ月ぶりの実戦。1回走り、今回の方が良いと思う。 ドームは成績が良いし自力勝負。

4 神田紘輔

番手は南さんに任せて中部近畿の3番手。前回の岸和田は落車明けだったが普通に走れた。 

5 内藤宣彦

北日本ラインの3番手を固める。 青森記念が終わり、体調を崩したけど、前回の松阪記念はまずまずだった。

6 山中貴雄

いつも石原君は早駆けしてくれるイメージ。香川コンビの後ろへ。前回の西武園の準決は新田祐大君の番手を競りに行った。決勝は無風で番手だったけど、ワンツーを決める事が出来なかった。 

7 竹内雄作

少しずつだが感じは良くなっている。中2週間空いたけど、地区プロがあった。千メートルタイムトライアルに出場して2位。ギリギリ、全プロの出場権を得た感じです。後ろが南さんで心強い。 

8 石原颯

前橋ドームを走るのは初めて。ウイナーズカップ、高松宮記念杯、共同通信社杯と、ビッグを走ると落車ばかり。怪我をしない様にしながら勝つ走りをやりたい。自力勝負。 

9 永澤剛

北日本ラインで一成さんの番手へ。スーパーダッシュだし離れない様に。自分はダッシュが一番苦手なので。前橋は2場所前に走り、自分で捲って優勝したばかり。弟子の大川君は、京王閣で早期追い抜きの失格。レースになると緊張してしまう性格。
 
3R

 

1 小川勇介

九州ラインで山田さんの番手へ。 前橋、小倉、小倉、今回の前橋と4回連続してドームの競輪場。ドームは好きだし、ラインで決めたい。

2 椎木尾拓哉

3番手を回れる三重コンビの後ろへ。F1でも良くないし、頑張らないと。 

3 橋本強

愛媛同士の松本君の番手へ。松山G3は佐々木豪を応援していたけど残念な結果。根田君が強かったですね。 

4 松岡貴久

九州ラインの3番手を固める。 記者に予備? とからかわれたけど、正選手です!

5 皿屋豊

地元松阪記念の決勝は、ファンと後ろの浅井君に迷惑をかけてしまった。準決までは完璧だったけど、決勝でやらかしてしまった。記念の決勝自体2度目で、1度目は山口拳矢君の番手だった。SNSでも叩かれたし、Twitterで、頑張りますと今回言えなかった。自力。 

6 片岡迪之

愛媛コンビの後ろを固める。松本君は脚があるし、橋本さんもしっかりしている。 

7 山田英明

現状、良くないけど、九州3人で決まる走りをやりたい。自力勝負。 

8 松本貴治

1着は取れているけど、勝ち上がりに失敗しているので。外枠3人で厳しいけど自力勝負。 

9 坂口晃輔

三重同士の皿屋さんへ。前回の松阪記念は離れはなかったけど、爆発力もなかった感じですね。今回、上積みがあれば。
4R

 

1 松井宏佑

ナショナルチームを卒業したので、これからは、本業を精一杯頑張りたい。ワールドカップのケイリンで銅メダルが最高だった。良い環境でトレーニング出来たので、メリットしかない。子供も産まれたし、それもモチベーション。自力勝負。 

2 中川誠一郎

コラムのネタ探しに、走りに来た訳ではない(笑) 。だけど、かなりの重傷だったし、走ってみないと。同県の上田君の番手へ。

3 柏野智典

中国ラインで町田君の番手へ。いつも早駆けだし、心強い選手です。 

4 小岩大介

誠一郎さんには世話になっているし、どんな状態でも熊本コンビの後ろへ。自分も失格したし、その分も取り返したい。 

5 内藤秀久

福田君がGⅢで初優勝したけど、人は人ですよ。それより、自分の事が大切。展開も重要だし、松井君に頑張ってもらうだけ。 

6 金子幸央

雨谷さんの前で自力勝負。落車や失格、体調不良があったりと波に乗れていない。外枠2人だけど頑張りたい。 

7 町田太我

前橋を走るのは初めて。負け戦だけど、前回の松阪記念で100勝を達成出来て良かった。決勝目指して、一戦、一戦、集中して走りたい。 

8 上田尭弥

町田君も初めてみたいだけど、自分も前橋ドームを走るのは初めて。 誠一郎さんに迷惑をかけない自力勝負。

9 雨谷一樹

栃木同士の金子君へ。好きな走りをやってもらえれば十分。昨年も特選でなく、一次予選スタートだった。
 
5R

 

1 山下一輝

中四国ラインで島川君へ。ダービー以来の連係だと思う。これが終わると、地元防府記念もある。大切はレースが続くし頑張らないと。 

2 吉沢純平

松阪記念の準決で転んだけど、怪我は大丈夫。もう慣れていますから。栃茨ラインで坂井君の番手へ。 

3 中本匠栄

熊本同士の松本君の番手へ。前回の久留米の最終日に連係している。 

4 筒井敦史

点数通りで中四国ラインの3番手。やはり、伸さんの引退には驚いた。電話があったけど、もう体力的にも精神的にも限界と言っていた。 

5 松本秀之介

後手を踏まない自力勝負。 成績より悪くないし、出渋らない様に仕掛けたい。

6 山下渡

本線の3番手だし、しっかり付いて行きたいですね。栃茨ラインの3番手。 ダッシュに集中。

7 島川将貴

弥彦記念は鎖骨骨折。それから3場所走ったけど、まだまだです。 7番手にならない自力勝負。

8 田中誠

失格が続いているし、流れを変えたい。熊本コンビの後ろへ。 

9 坂井洋

少しアレルギー性鼻炎が酷い。宇都宮でロードレースの大会のデモンストレーションがあったので、それに参加。地元の選手やガールズの選手もいました。自力。
 
6R

 

1 佐藤友和

400勝にリーチだし、特別競輪で決めたいですね。北日本ラインで小原君の番手へ。ナショナルチームだし、ダッシュに離れない様に。久々に納得の練習もやってきた。 

2 松谷秀幸

南関ラインで岩本君の番手へ。頭を打ったみたいで、眩暈が酷かった。それで岸和田は欠場したけど、今回は大丈夫だと思う。
 

3 野原雅也

脇本さんが不在だし、少しでも近畿のラインに貢献したい。 山田さんと決める自力勝負。

4 門田凌

3場所前の松山F1で優勝。最近は人の後ろも多いしイン粘りもやっている。自力勝負。 

5 岩本俊介

短走路で得意なのは、地元の松戸限定(笑) 。不思議と、松戸だと力が出る。点数も下げているし、今回は上げておきたい。自力勝負。

6 伊藤裕貴

4分戦で、自分だけ単騎ですか。好きに走れるし、位置を取ってから。 

7 阿竹智史

四国ラインで門田君の番手へ。前回の地元小松島F1は、ピンピンで勝ち上がったけど、決勝は先行して後ろがワンツーだった。 

8 小原佑太

世界選手権が終わり、昨日、羽田から伊豆に帰ったばかり。ちょっと時差ボケが酷いけど、千メートルタイムトライアルで1分を切った。ゆっくり休んで、初日に備えたい。自力勝負。 

9 山田久徳

松阪記念の優勝は、捲ってくれた三谷竜生君のおかげ。準決は、転けてもおかしくなかったし、ラッキーな流れが続いた。ここは野原君の番手へ。
 
7R

 

1 山口拳矢

今回が前橋ドームを走るのが初めて。前回の欠場は前検に合格しなかったのが理由で、逆に練習は一杯やれた。自力勝負。 

2 新山響平

ナショナルチームを卒業したけど、良い経験になりました。青森に帰るかは分からないし、今の生活環境もあるので。自力勝負。 

3 末木浩二

久留米記念の欠場理由ですか。家事都合です。ドームは走りやすいし自力勝負。 

4 小川真太郎

4分戦だし、自分のラインだけが3車。積極的に位置取りはやって行きたい。原田さんの前で自力自在に。 

5 和田圭

北日本ラインで新山君の番手へ。離れない様に食らい付きたい。 

6 田尾駿介

これが、初の特別競輪です。 徳島コンビの後ろを固める。

7 稲垣裕之

前橋の親王牌は、タイトルを獲った思い出のバンク。中部近畿で山口君の番手へ。連係するのは初めて。 

8 原田研太朗

徳島同士の小川君へ。自分が前のレースもあったけど、最近は後ろばかり。お任せですね。 

9 柿沢大貴

同支部の末木君の番手へ。来年の親王牌は弥彦で行われる。出場したいし、これからもっと頑張って行かないと。
 
8R

 

1 村田雅一

小森君、三谷君の後ろで近畿の3番手。最近は、ちょっと良くないですね。だけど、前の2人は強いので。 

2 長島大介

連係実績のある佐々木君へ。地元だし、頑張ってくれるでしょう。 これで4、5回目の連係です。

3 小原太樹

神奈川同士の堀内君の番手へ。川崎がバンク改修で使えないから、平塚に行っている。堀内君とも一緒に練習をやってきた。今年は、南関の地区プロは、コロナの影響で中止になってしまった。だから、来年の全プロに向けての選考が、また違ってくる。中部とか関東みたいに、やっている地区もありますが。 

4 佐々木悠葵

木暮さんもいないし、自分と泰正さんの二人で、地元のビッグを盛り上げたい。 自力勝負。

5 橋本優己

親王牌を走るのも、前橋を走るのも初めて。前回の松阪記念で同期の町田君と2人で百勝を達成する事が出来た。 ヤンググランプリは、多分、出場出来ると思う。1昨年の親王牌のダイジェストを見て、勉強してきた。

6 堀内俊介

自分が一番弱いけど、勝ち上がれる様に走りたい。自力勝負。 

7 三谷竜生

近畿で小森君の番手へ。松阪記念は準優勝だったけど、後ろとワンツーだったので。 

8 小森貴大

近畿の一番前を任せてもらえた。 積極的な自力勝負。特別競輪のデビュー戦が2年前の親王牌で、オール9着だった。一次予選は、引退した村上義弘さんが3番手でした。

9 山口泰生

岐阜同士の橋本君の番手へ。5場所前の別府F1の予選で差してワンツーだった。
 
9R

 

1 吉田有希

ウイナーズカップの最終日に取鳥さんと激しくやり合い共倒れ。だけど、あの時と体調は違うので。予選のメインだし、自力で勝てる様に走りたい。 

2 桑原大志

来月は、地元防府記念が入っているし、良いイメージを残しておきたい。ラインの取鳥君の番手へ。 

3 山本伸一

前回の地元奈良決勝は、藤井君が行ってくれ、差されたけど稲垣さんとワンツーだった。マツケンさんの前で自力勝負。 

4 中村浩士

南関ラインで松坂君の番手へ。 前回はピスト6だけど決勝進出。段々と塩梅は良くなっている。

5 高原仁志

地元小松島の優勝は早駆けしてくれた阿竹君のおかげです。ここは、中国コンビの後ろへ。地元の優勝は2度目でした。 

6 松岡健介

近畿ラインで山本君の番手へ。 好きに走ってもらうだけ。

7 神山拓弥

栃茨ラインで吉田君の番手へ。向日町記念の二次予選と、最終日に連係。最近は、やっと抜ける様になってきた。あとは、メンバーが予想外だった。吉田有希に小林泰正、長島大介に俺だと思っていた。 

8 松坂洋平

中村さんが任せてくれたので自力、自在に。ドームだし、後手にならない様に。 

9 取鳥雄吾

昨日、前泊して、時間があったから、インスタライブをやっていました。もがき合いを避けて、主導権取る走りが理想です。自力で。
 
10R

 

1番諸橋愛

「前回の決勝は予定通りにならなかったけど、割と冷静に走れた。最後尾になったけど、巻き返せた方だと思う。あれ以上はないかな。空いた期間は13,14,15日で長野へ合宿にいった。菊池や柿沢達と33バンクで練習してきたし、そこで33のイメージはだいぶできた」。

2番山崎賢人

「世界戦は全然ダメ。昨日帰国して一度伊豆に帰ってから今日来ました。ケイリンはもったいない悔しい負け方でした。体の調子は悪いわけじゃないし、問題ないと思う。時差ぼけだけが心配です。前橋は走りやすいイメージ。細切れは動きがあるしやりやすい。立ち遅れないように」。

3番小倉竜二

「前回は最終日だけダメだったけど、悪くはなかった。最近の状態はキープできていると思う。G1を意識すると強めにやりがちなので、抑え気味に練習してきた。良い具合だと思うけど、メンバーがメンバーなのでね。太田には最近ほぼ千切れているイメージ。前より強くなっているし、集中してしっかり付いていきたい。前橋は超高速殺人バンク。仕事?ここではしません(苦笑)」。

4番園田匠

「前回は失格でお客さんに迷惑を掛けた。着は悪いけど、脚は悪くなかった。間隔が空いたのは気になるけど、相性の良いバンクで相性の良い大会だし、頑張りたい。賢人もいるし高速バンクは自分に向いている」。

5番真杉匠

「追い込んでここに向けてやってきたので前回よりは良いと思う。斡旋が1カ月くらい空いたけど、こんなに空いたのは初めて。時間もあったので計画的にやりたいことをやれた。2年前の前橋親王牌は補充だったので正規で前橋親王牌を走るのは初めて。ここのイメージは流れてくれるしいいイメージ。山崎さんは疲れているはずだし、勝ちたいです(笑)」。

6番井上昌己

「賢人と連係するのは凄く久しぶり。凄く強くなっていると思います。自分はいつも通り練習。手応え的には普通かな」。

7番和田真久留

「共同の決勝で鎖骨を折ったけど、1カ月空いたのでゆとりある練習や治療をできた。納得できた練習は一日だけだけど、闘う上では問題ないと思う。前橋は風もないし、怪我明けでも走りやすい。基本的にはタテで攻めたい」。

8番鈴木裕

「変わらずずっと良い状態を保てていると思う。練習は毎日コツコツやっています。この歳だし上積みはないけど、弱くなっているのを少しでも止められていると思う」。

9番太田竜馬

「前回は4日間を通して最大限のレースはできた。バンクが重くて状態は良く分からなかった。練習はいつも通り。今年、前橋で優勝があるけど、苦しいレースだったし、あれは参考外」。
11R

 

1番荒井崇博

「練習は2週間くらい。手応え?走ってみないと何とも言えない。前橋は良かったり悪かったりだけど、みんな同じでしょ。前次第。庸平が頑張ってくれるでしょ」。

2番新田祐大

「西武園が終わってからは普通に練習。レースが近づくにつれて練習をしないように押さえてきた。初めてG1の決勝に乗ったのがここ。自転車競技の冠になったり非常に縁を感じる大会です」。

3番寺崎浩平

「18日の夕方16時に帰国して一度伊豆に帰った。今日の朝来た感じです。(スプリントハロンベストが出て)手応えは何となくあって去年より今年一年成長したと思う。まだまだやれるかなと思う。競技が競輪にプラスに働いているのは感じている。前橋は競技で走ったことがあるけど、コーナーが独特のイメージ。そこだけ気をつけて。高速バンクは走り慣れているし、心配なのは時差ぼけと移動疲れです」。

4番和田健太郎

「近況はデキすぎ。結果と感覚が伴っていない。前に比べれば踏めている感覚はありますね。33は独特な感じ。脚力はみんな拮抗していると思っている」。

5番浅井康太

「怪我は擦過傷と打撲。指がえぐれて直前まで欠場するか迷ったけど、何とかハンドルを握れるし直前もがいた感触やタイムは普段と同じだったので出場を決めた。38歳だけど回復力は二十歳ぐらいの力がある。前橋は結果はいいけど相性はそこまで。仕掛けどころと判断が大事になってくる」。

6番稲川翔

「ここに向けて色々試しながらだったので着は良かったけどムラはあった。(セッティングは)向日町記念までに煮詰めてきた。体は問題ないです。タイトなバンクで危ないイメージ。より集中して走りたい。寺崎とは全日選以来。その時は僕がダメだった。彼は断然パワーアップしているし、今回はしっかり付いていきたい」。

7番成田和也

「防府の落車は全く問題ない。ここに向けていつも通り練習もできました。感覚的には悪くなかった。脚質的にこのバンクは合っている」。

8番渡辺雄太

「前回はシリーズを通して良い感じだった。いつも通り練習はした。前橋は成績もいい」

9番山田庸平

「広島、西武園と新しいフレームを試していいところと悪いところがあったので今回は共同で使っていたモノに戻した。体の調子が良くなくてやりたいことはできていないけど、その中でやれることはやってきた。ここは走りやすかったり走りにくかったり。メンバーや流れで変わってくるし、そこに応じて走りたい」。
12R

 

1番車古性優作

「落車は右の指の怪我。けんが切れたのは一指し指だけだしもう大丈夫。練習の感じは共同より良い気がする。また違ったトレーニングをできたし、思っていたよりも感触はいい。前橋は油断したら後方になるし、集中して走りたい。(GPと同じメンバーだが)あの時はバンクコンディションもあって上手いこと走れたけど、前橋は難しいので。そこは上手いこと走りたい。自力」

2番車平原康多

「怪我は大きなモノじゃなくてすぐに練習はできました。間隔はちょっと空きすぎたくらいかな。追加は来てもいいように切らさず練習はやっていた。状態的には名古屋の共同と変わらないくらいだと思う。前橋は難しいイメージですね。関東の3番手」。

3番車松浦悠士

「熊本記念の決勝は郡司君や深谷さんとの脚力差を感じた。そこは日々練習で埋めていければ。ここまでは中間、体調を崩してやりたいことをできないこともあったけど、直前は良くなってきてオールスターの前くらいにはなった。走るのが楽しみです。前橋バンクはミスが許されないイメージ。並びの前後はどっちでも良かったけど、3日4日前に裕友から『任せていいですか?』と言われたので自分が前になりました。自力自在」。

4番車清水裕友

「前回は力不足。体調もセッティングも両方良くなかった。終わってからはケアをしつつ練習。色々換えたけど、自転車は去年使っていたやつに戻します。前橋は好きなバンクだし、33自体も好きな方。松浦さん」。

5番車郡司浩平

「最近は自分のやりたいことがデキているし、体も動いてくれている。良い状態ですね。ここまでは計画通りにできたし、練習は久々に良い感覚で今回を臨めます。後方に置かれないように意識したい。前回このメンバー(GP)では勝ち切れなかったし、そういう意味では勝ちを意識しながら走りたい。自力でいく」。

6番車宿口陽一

「落車で左の股関節を痛めて、折れてはいないけど、肋骨を痛めた。落車して入院したりしたので本格的に練習できたのは2週間くらい。吉田君の番手。責任のある位置だし、一生懸命走りたい」。

7番車佐藤慎太郎

「松阪は良くなかったね。体が反応しなかった。エース機が名古屋の落車で壊れたので、前回は予備フレーム。その感じも良くなかったし、今回は違うフレームを持ってきた。練習ではタイムもでたけど、レースの中でどうなるかだね。守沢と話したら守沢が『先に決めてください』と言うので郡司のハコにいきます」。

8番車吉田拓矢

「松阪記念は良くなかったけど、原因は分かっている。慢性的な疲労があったので。その辺は今回とってきたし、直前の練習は最近の中で一番良かった。先手をとらないと巻き返しが難しくなるので考えて。落車のダメージはないです。自力」。

9番車守沢太志

「久留米はセッティングも定まってまあまさ調子は上がっていた。共同でセッティングをいじって良くなかったけど、久留米で戻してそこからいじったら良くなった。前橋は考えて走らないと難しいバンク。初日は慎太郎さんと話して古性君に付く。最近の走りを見ていても素晴らしいと思うし。自分の中で古性君の評価が上がっているので付いてみたかった。GPと同じなのか違う展開が面白いのか考えた結果もある」。

今節のレース展望!

 














 

 

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    武田一康(たけだかずやす)
    コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
    昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
    小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
    かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
    新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
    2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
    さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
    競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
    熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
    「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
    口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

    66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
    鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

    趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
    あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
    ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
    競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
     


    令和4年10月23日
    前橋寬仁親王牌は最終日と成り、前橋名物の失格事故が多発、決勝は事故入と2箇所で赤旗審議の物凄さ、
    決勝は位置を取って捲りと思われた古性が、先輩稲川翔に獲らせんと2周をフル発進、そこを捲りに行った吉田拓矢は行けなかったのか、休みにたかったのか、
    大阪の後に入り仕掛けたが、稲川の振りで不発、続いた平原は内に差し込むチョンボ、新田を叩き込んだ松浦が外を踏んだのを見て、新田は一か八かのイン突きで優勝。
    4代目グランドスラマーの仲間入りを決めました。守澤はバックから凄いスピードで捲りに行き2着でも、賞金で3年連続のグランプリを決めたのは立派。
    3着にはあきらめないレーサー松浦悠士。これで平塚グランプリはタイトルホルダーの3人に賞金で松浦・守澤・平原・郡司・佐藤慎太郎まで8名はほゞ決まり。
    9番目の清水裕友。10番目の成田和也は競輪祭までが大勝負。
    それでも、この十人以外が競輪祭を獲った時は涙を飲む事に。何れにしても競輪祭が楽しみに成りました。
    次は小倉ミッドナイトと、富山FI・西日本カップが仕事です。
     


    令和4年10月22日
    前橋(寛仁親王牌)の3日目は、2日目に続いて前橋のバンクなのに事故はゼロとは嬉しい限り。こゝ迄来たら最終日も事故無しの熱戦を願うばかり。レースの方は荒れたのもありましたが、初日より人気サイドで決まったのは朗報、その反動が最終日、全てのレースが荒模様で、唯一本命で決まりそうなのはS・S郡司浩平が本命に成った11R、後をS・Sの佐藤慎太郎が固めて、他の自力は雨谷一樹しか居ないなら決勝を前にして本命党は格好の資金稼ぎに成るのでは。決勝戦の予想に全力。12Rの決勝は有力処が勝ち上がりました。連覇を狙う平原康多の前は僚友、吉田拓矢。グランドスラムに王手を掛けてる新田祐大は小松崎大地・守澤太志を従えての自力戦。今年GⅠ3個目(全日本選抜・高松宮記念杯)を狙う古性優作の自力・自在には先輩、稲川翔。究極のオールラウンダー松浦悠士の後は5年半振りにGⅠ優出を決めた井上昌己。そこで私の狙いは素晴らしい仕上りを見せてる関東コンビの表・裏に、古性優作のボックス。押さえが北日本トリオのボックス。次は富山FⅠ(西日本カップ)と小倉ミッドナイトが仕事です。

    令和4年10月21日
    前橋(寛仁親王牌)の2日目は、奇蹟的に落車・失格はゼロ。これが本来の姿であるが、この流れで残り2日間も事故が無い事を祈るばかり。売り上げは裏で名古屋FⅠがスタートした事もあり、初日より2億近く下廻りましたが、勝負は3日目の土曜から、1Rから準決の3番迄気の抜けない凄いメンバーばかりなので、簡単に本命で決まらないし、3・3のスピードバンクでもあり「競輪」を大いに堪能出来ると思います。3日目も全レースヒントを。
    1R、2日目はダメでしたが、再び単騎に成った皿屋豊の単。
    2R、人気は渡邉一成ですが、見ての通りの調子なので、取鳥雄吾・山下一輝の中国勢。
    3R、菊池岳仁の逃げで今度こそ地元、小林泰正。
    4R、新山響平の首位で手広く。
    5R、野原雅也の番手捲りには山田久徳。
    6R、山口拳矢の捲り再び。後は川口聖二。
    7R、九州コンビか徳島コンビ。
    8R、南関コンビの折り返し。
    9R、竹内雄作の逃げと山田庸平の捲りが狙い。
    10R、展開有利は吉田拓矢ですが、強いのは郡司浩平。吉田から吉澤純・松浦悠・郡司と郡司から成田和也。
    11R、福島コンビは人気も狙いは吉田有希の3連対。
    12R、主役、平原康多がこゝは番手捲りすると信じての首位。
     



    令和4年10月20日
    前橋(寛仁親王牌)の初日は、心配してた落車に失格事故は2件しか無かったのは稀有な事で、この流れは残り3日間もと祈るばかり。組み合わせからしてもっと本命で収まると思ったら、意外に荒れたのは特別(GⅠ)だからだったのかも。売り上げは20億に届かなかったものゝ18億なら悪くないのでは。2日目は2着権利の2次予選B・4着権利Aがあり、メインは全員が準決権利を取得してるローズカップ。全レースのヒントを提供。
    1R、1次予選でダメだった山口拳矢の捲り単。
    2R、島川将貴の捲り単。
    3R、青森コンビの折り返し。
    4R、菊池岳仁を栃木コンビで番手捲り。
    5R、小原佑太を渡邉一成が番手捲りすれば。
    6R、勝利を優先する太田竜馬の頭狙い。
    7R、町田太我・門田凌・小倉竜二のボックス。
    8R、寺崎浩平から椎木尾拓哉と徳島コンビ。
    9R、吉田拓矢の捲りに吉澤純平で勝負。
    10R、大阪コンビが本命で、穴なら竹内雄作の連対。
    11R、平原康多から吉田有希・諸橋愛。
    12R、乱戦を制すのは単騎、郡司浩平の頭から手広く。

  • 竹林一彦の競輪閻魔帳

     

     たとえ引退したとしても、頭の中には現役として残る
     
     スポーツ紙の報道で三宅伸(岡山・64期)の現役引退を知った。
     事実上のラスト・ランとなった先日の函館最終日(十月十二日)の競走はライブで(テレビ観戦ではあるが)見ていた。車券も買っていた。
     和泉尚吾(愛媛・117期)-三宅伸-取鳥敬一(岡山・69期)の本線がきれいに捲って三宅の寸チョン態勢、一番人気で決まるかと思いきや、取鳥がすっと外を伸びて交わしの交わしと相なった。
     最後のレースになることは誰にも伝えなかった。本人の弁が載っていたが、たしかに引退レースなる趣は感受できなかった。
     三宅伸の最初で最後の――唯一の――タイトル奪取なった西武園全日本選抜決勝のレースもライブで見ていた。こちらは本場の西武園の記者席から観た。もちろん車券も買った。払い戻しも受けた。ただ、もう色んな車券に手を出しひろげていたから収支はどうだったのだろう。しかも三宅伸の車券は、最後の最後、締切間際に後輩Hと相乗りの「三宅~全・全」一枚ずつだから各自五十円分(Hが隠れてもっと三宅から買っていた可能性もなくはないが)の配当だ。
     石丸寬之-三宅伸の加速が優ったとき、もう手持ちの他の車券の目は全部消え、Hが預かる「三宅の頭」だけになったから、思いっきり「差せ!」と声に出した。Hも唱和したのだったか。
     勝手に興奮した分、これまた勝手にすごい配当を期待してしまい、決定放送を聞きながら、「こんなものか」と不満をもらしたのを忘れないでいる。
     三宅伸の競輪はもう見られなくなったわけだが、たとえ引退したとて、私の頭の中には――現役として、――性分としてあまりやらない「全・全」の車券を買った選手として、残るのだ、ずうっと。
     
    竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
    一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。

  • とかく・この世は金ばかり ~マッチーの七転八起奮戦記

    町田洋一

    元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
    歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
    打倒ヤマコウがモットーなのか!?

    twitter
    https://twitter.com/matchyou1925

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