ミッドナイト競輪 第6回オッズパーク杯(FⅡ)

開催日時 2022年4月10日(日)・11日(月)12日(火)
開催場所 西武園競輪場
出走表 出走表 コンビニで出走表が無料で出力できます。詳しくは コチラ
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山口幸二

選手インタビュー

 

初日インタビュー

1R

 

1小林 莉子

やはり真備の引退は残念ですね。一緒にやってきた仲間ですから。最近は絶好調と言う訳でもないけど、それなりの数字を残している。当面の目標は、来月のいわき平ダービーの時に行われるガールズコレクション。年末のグランプリに向けて一戦一戦が大切になっている。自在に。 

2高橋 朋恵

(前検日、急遽、吉田夢姫が欠場。その為、競輪場入りしていなかったのでコメントは取れず) 。

3高木 佑真

最近、つまらないレースが多いので反省している。初心に戻って、自力を出そうと。その為には、逃げやすいメンバーだし好都合です。自力勝負。 

4青木 美優

 好位狙い。自力がないけど、それなりに成績はアップしてきました。西武園を走るのは3度目です。

5田中 まい

100勝にリーチが掛かっているけど、そんなに簡単に勝てるとは思っていない。みんな強いので。前々から。
 

6佐藤 友香

逃げるのは高木さんぐらいだし難しいメンバー構成だ。取れた位置から流れで。 

7川路 遥香

成績は良くないけど、そんなに悲観はしていない。地元だし頑張りたい。臨機応変に。
2R

 

1吉村 早耶香

安定して決勝に乗れているけど優勝も少ないので。今年は大きなレースに出て、そこで結果を出すのが目標です。あとは、もっとスピード域を上げたいですね。自力勝負。 

2藤田 まりあ

3場所前の平塚で優勝出来て、少しほっとした。地元だし結果を出したい。何でもやって行きます! 

3野本 怜菜

大宮の優勝は七ヶ月ぶりぐらいだった。今回は別府が終わり中4日。自力基本に自在に攻める。 

4大谷 杏奈

結婚したからと言い、あんまり変わっていませんよ。結構、前から大阪に行っているので。料理ですか?
頑張っているつもりです(笑顔) 。流れを見て。

5近澤 諒香

もう少し自力が出れば良いと思っているし、自力の練習もやっている。自在に攻める。 

6黒河内 由実

いつも通り、元気に自在! 点数を落としてしまったし、ここからですよ。 

7高木 香帆

体調を崩して久々の実戦。こんな成績だから練習をやっていないと言われるけど、そんな事はありません(笑)。足の肉離れをやってから良くないけど、明るい兆候はありますよ。
3R

 

1大崎 和也

初連係の中里君へ。彼が長崎にいた時に、一緒に対戦した事がある。西武園ミッドは8場所前に優勝している。 

2柴田 健

渡辺君と話して、彼が北日本の後ろに行き、自分は切れ目からになった。自分の方が点数を持っているけど、彼には動いてもらっているから。 

3篠崎 高志

厳しいメンバーだな。中里君の先行1車だけど、自在性ある樋口君に期待する。 

4渡辺 聖

柴田さんの了解を得て北日本ラインの後ろへ。その3番手で脚を溜めたい。 

5中里 福太郎

先行1車だしボーナスステージですね(笑) 。こんな時には、きちんと結果を出さないと。自力勝負。

6樋口 瑛土

中里君との2分戦で厳しいけど、先輩達が任せてくれた。自在に攻める。

7宮澤 晃

練習はやっているけど、全然良くならない。関東の3番手。
4R

 

1渡邊 秀明

神奈川同士の志佐君へ。彼は練習中の大怪我で低迷しているけど、こんな選手ではないので。A級でも勝てないし、情けなさを実感している。 

2渡会 啓介

同級生の中村君へ。もう好きに走ってもらうだけ。 

3飯田 威文

弟子や娘に負けない様に日々、トレーニングをやっている。最近は太田真一親子とも、いつも一緒です。最高の番組を組んでもらったし山本君と決められる様に。 

4渡邊 恭典

踏んでも踏んでも進まない。そんな感じですよ。埼京ラインの後ろですね。 

5中村 美千隆

前回の大垣ミッドはスイッチが入って三日間先行してしまった。得に拘りはないですが。自力勝負。 

6志佐 明

方向性は見えてきたけど、まだハードな練習をやれないので。少し時間は掛かりそうです。自力勝負。 

7山本 修平

低迷していたけど、今年から西武園バンクで練習をやる様になり成績がアップ。午前中なので。平原さん達とは別ですね。自力勝負。
5R

 

1森田 康嗣

いつも成田さんには怒られるので(笑)。自分だけのレースになり、迷惑をかけている。それでも最近はバック数が多くなってきた。自力勝負。

2成田 直喜

森田君の番手へ。カマシ、捲りだし、あのダッシュに付いて行く自信があまりない。優しく行ってくれないかな。 

3石井 孝

田口君がガンバルなら任せようと思ったけど、無理だと言われたので普通に北日本ラインの後ろへ。間違って、突っ張ってくれると有り難い。 

4田村 風起

怪我も多いけど悪くはないと思う。自力自在に。 

5菊谷 信一

この間、田村君と連係しないケースがあって…。ここは池上さんにもお願いして田村君の番手へ 

6田口 裕一

前回の大垣ミッドは初日に首のギックリ。それでも最終日に1着を取れたので。自在に。 

7池上 孝之

近畿で連係して3番手を固める。田村君にも菊谷君にも世話になっているので。
6R

 

1桑名 僚也

今回は師匠の飯田さんも一緒。あと、太田真一さんにも世話になっている。コメントは自在でお願いします。 

2川村 昭弘

地元の桑名君を信頼する。連係するのは、今回が初めてです。 

3藤原 清隆

前期は初のS級だったけど、色々と勉強になった。ここは先輩の大沼さんへ。 

4白井 一機

愛知同士の滝本君へ。前回の豊橋ミッドで世話になったばかり。 

5大沼 孝行

先行を基本の組み立て。ここは先行有利だし、2車でも積極的な気持ちで。 

6瀧本 匡平

ここは丸いお皿バンクですよね。思い出しました。ライン3車を活かして自力勝負。 

7藤縄 洋介

どこの3番手も回れるけど、西のラインを大切にしたい。愛知コンビを追走する。
7R

 

1太田 真一

鈴木君とはS級の時から何度も連係している。息子が玉野記念でワッキーに歯が立たなかったけど、良い勉強になったのでは。あれが世界の脚なので。また次の大垣も一緒みたいだし、勝ち上がれば、準決は脇本さんの当て馬になりそうと言っていました。 

2鈴木 雄一朗

後ろが太田さんだし、緊張しますよ。大スターですからね。迷惑をかけない自力勝負。 

3橋本 紀彰

埼京ラインの後ろへ。太田さんが仕事をしやすい様に内を締めながら。 

4植草 亮介

選択肢としては北日本か、自分でやるパターン。こんな時、捲りが出れば良いですが。単騎で決めずに。 

5望月 紀男

色々と考えたけど、三浦君の先行に期待して北日本ラインの後ろへ。 

6煤賀 隆幸

北ラインで三浦君の番手へ。チャレンジ以来だから久々の連係です。 

7三浦 大輝

鈴木さんとの2分戦ですね。後手を踏まない自力勝負。
8R

 

1仲野 結音

西武園は初めてだけど、先行有利なので、問題ないと思う。ミッドも嫌いではないですね。ラインで決める自力勝負。 

2富安 保充

仲野君は強いし、遠征だけど番組に恵まれた。しっかりサポートしたい。 

3小塚 潤

仲野君ラインの3番手を固める。3番手3着で十分ですよ。 

4廣川 貞治

中山君も俺が付くと荷が重たいみたい。なので、単騎でやる。先手ラインからだね。 

5白石 大輔

同県同期の森田君の番手へ。いつも頑張ってくれるイメージ。 

6森田 達也

体調を崩していたので走ってみないと。自力勝負。 

7中山 健

任せてもらっても先行はないので…。そう広川さんには伝えました。単騎で自力。
9R

 

1長田 龍拳

西武園は2度目です。前回はピンピンで勝ち上がったけど決勝7着だった。岐阜の決勝の日に高熱が出たけど、コロナではなかったんです。それでも四日間ぐらい寝込み、その後、練習。普段通りの自力勝負。 

2吉堂 将規

西武園はチャレンジで3連勝して以来。かなり久々ですね。長田君に駆けられると厳しいので、その辺りは考えて自力勝負。 

3大薗 宏

セオリー通りに南関ラインの後ろへ。来期はS級に復帰です。また点数を上げたいですね。 

4山口 智弘

初連係の吉堂君。ただ、対戦すると、いつもボロボロに負けていますよ。 

5須藤 誠

南関ラインで長田君へ。前回の大垣ミッドの準決で3番手を回っている。ラインの3人で決まったレースでした。やっと、自分の状態も戻ってきた。 

6谷津田 将吾

赤塚君の気持ち次第ですね。自力でやるなら、信頼して任せます。親父がテレビに出ていたけど、昔みたいな町ではないので、福島に戻っても厳しいようです。医者や買い物に行くのも大変なので。名前がある人だから、ドキュメンタリーに出たのでしょうね。 

7赤塚 悠人

展開に注文が付くけど、自力でやってみる。前回の岐阜は久々に三日間、良い感じだった。
 

初日勝因敗因

 
1R

1小林 莉子

 ホーム手前で絡んだのが効きましたね。あそこはかなり危なかった。結果はリカバリーの1着だけど内容は全然ダメ。もっとスパーンと勝たなきゃダメ。
 

2高橋 朋恵

 自分はあんまり追い上げるタイプの選手じゃないので、車番を生かして(小林莉子に)付いていこうと思っていました。うまくいってよかったです。
 

3高木 佑真

 脚がいっぱいになったので嬉しいです。いっぱいになるということは出し切ったということなので。今日はあとちょっとのところでバック線を取れなかったから、明日は取れるように頑張りたい。


4青木 美優
 

5田中 まい

 最近は小さいレースばかりしていたので、今日は何とかバックを取ろうと思っていた。悪いレースではなかったけど結果があれじゃあ…。せめて5着には残りたかった。
 

6佐藤 友香

 いい展開ではあったんですが…。外入されて思うように走れなかった。

7川路 遥香

 経験豊富な選手が多くて難しかったですね。車番的にも後ろから様子を見ようと思っていました。最後は吸い込まれるように伸びた感じです。このメンバーとこの車番で4着まで行けるとは思いませんでした(苦笑)。

 
2R

1吉村 早耶香

 体がうまく反応してスムーズに捲れました。顔見せの時から重いなと思ったけど、実際走ってみたら(脚が)回りすぎていました。
 

2藤田 まりあ

 行こうと思ったらちょうどタイミングが合っちゃって…。それで後ろに付く感じになりました。レースのことではないんですが高木真備さんの引退は私もビックリで残念。前からずっと好きな選手だったし、グランプリの優勝も自分のことのように嬉しかった。その真備さんを相手に平塚で優勝したのは良い思い出です。
 

3野本 怜菜

 最近長い距離を踏んでいなかったツケですね。西武園は捲りが厳しいと思って行ってみたけど、ダッシュ戦で真後ろに(吉村に)入られちゃってキツかったです。結果3着といっても1、2着とはかなり差があるし…。
 

4大谷 杏奈

 Sを取るとああなる(泳がされる)リスクも当然ある。自分の全力は出せたので、それで5着というのは力不足ですね。
 

5近澤 諒香

 自分はダッシュがないので低速からスピードが上がるレースは苦手。遅れちゃいけないって分かっていたのに遅れちゃいました。
 

6黒河内 由実

 

7高木 香帆

 上がりタイム12秒4は自分の中で良いタイム。これくらい出たのは今年初めてじゃないかな。乗ってる感じもすごく良かったし、状態的には悪くないと思います。

 
3R

1大崎 和也

 中里君が作戦通りのレースをしてくれたしカカリもすごく良かった。エックス(攻撃)みたいな6番の動きも見えていましたよ。ここは前回来たとき優勝しているので良いイメージで走れています。
 

2柴田 健

 脚を溜めて一発捲り追い込みと思っていたけど…。6番が降りてきてタイミングが大幅に狂った。
 

3篠崎 高志

 勢い的に2着かなと思ったけど届いてなかったね。残念? いやいや、上出来ですよ。
 

4渡辺 聖

 

5中里 福太郎

 ゴールは3着か4着と思って、あーってガックリしていた(苦笑)。まさか2着に残れているとは。最近10場所くらい(準決に)上がれていなかったからめちゃくちゃ嬉しい。シューズを前に使っていたやつに戻したら感じよく走れました。
 

6樋口 瑛土

 感じは悪くないのになかなか勝てない。あ~、勝ちてぇなぁ…。車番がいい本線との2分戦は難しいですね。
 

7宮澤 晃

 
4R

1渡邊 秀明

 う~ん、ダメだね。2年も1着を取っていないしノイローゼになりそう。ここに来る前に弟子の尾崎睦が「あと3つで師匠の勝利数に並びます」って言うから、本当かどうか調べてみると、俺はいま325勝で、あっちは322勝で本当だった。31年コツコツ積み上げてきた俺の記録が6年7年の選手に抜かれちゃうなんて悲しすぎる(苦笑)。


2渡会 啓介

 スタートで中団が取れれば違う形になったはず。一瞬内を見たときに中村君がそのまま行ったから、付いていくことができなかった。とにかく今日はまるでダメ。まだ初日だけど今回はダメそう…。
 

3飯田 威文

 展開に恵まれました。ほんとそれだけ。前と後ろの選手のおかげです。
 

4渡邊 恭典

 

5中村 美千隆

 ブーメランして6番手7番手に戻っても、前が強いから捲れない。今日は最初から1回は切ると決めていたし、下げずにあのまま行きました。先行屋はやり合うのをおそれていちゃダメだからね。

6志佐 明

 もうワンテンポ早く行けばよかった。山本君が車間空けてチラチラ見ていたから、行くに行けなくて…。見られても強引に行った方が、終わってから納得というかスッキリしたと思う。まあ、練習での戻り具合もまだ1割くらいだし、それを考えたら、やってる方じゃないですか。
 

7山本 修平

 番手に入ってからは後ろの状況を確認して、来たら出ようと準備していた。脚はかなり溜められましたね。今は西武園で練習しているので勝ちを優先した走りになりました。
 
5R

1森田 康嗣

 ライン3人で決まったのが一番。6番の影が見えて早めに踏み直した分、最後はちょっと苦しくなった。40歳のおじさんにしては頑張った方でしょう。
 

2成田 直喜

 今日の森田君は踏み込むときにモーションがあったから、あ、これは行くなと察知できた。一瞬離れかけたけど、追い付いてからは余裕ありましたよ。今はモーニングだったりミッドナイトだったり開催ごとに走る時間がバラバラで、体調管理がほんとうに難しい。選手だけじゃなくて記者さんも大変ですよね。
 

3石井 孝

 4番に大きく持ってこられたところは危なかった。来るなと思って準備していてよかったです。
 

4田村 風起

 理想の展開には持っていけたし、出られたらスピードの合ったところで勝負しようと思っていた。う~ん、残念。ちなみに最後に1着を取ったのは去年5月の大垣だから、これで1年近く未勝利ということになる。この間調べて分かったんですけど、自分は107期の中で1着の数が一番少ない選手だった。A級・S級・チャレンジ全部合わせて。逆に3着の数を調べてみたら、107期の中でも一番か二番の多さで、これまたビックリ。かなり面白いデータですよね(笑)。
 

5菊谷 信一

  カザキは1番を出してその後ろ(に飛び付く)って気配があったから、変に動かない方がアイツもやりやすいと思って、じっとしていた。バックで終わりかけたあともゴール前もう一度伸びたし脚は悪くないですね。
 

6田口 裕一

 自転車が出ない病(苦笑)。頑張って外に持ち出してみたけど全く出なかった…。
 

7池上 孝之

6R

1桑名 僚也

 今までこういうレースをしてこなかったので厳しいですよね。前回の松戸は緩んだら叩くってレースを目標にやっていたのに上手くできなくて、それもあったから、今日は切って切っての流れを崩さずに行こうと決めていた。ほんとはこういう先行よりも自在っぽい走りの方が好きだけど、A級は力勝負で勝たなきゃ…と太田真一さんにも言われているので。今日の夕方の平塚記念を見ていたら、最強の自在の平原さんも1周以上風を切っていたし、自分もああいう風になれるように努力していきたい。
 

2川村 昭弘

 (落車欠場)

3藤原 清隆

 大沼先輩のおかげ。自分は何もしていない。(桑名を)出してからもすかさず行ってくれたし、その気持ちが嬉しいですね。
 

4白井 一機

  落車のダメージはゼロ。落ち方はヤバかったけど、ちょうど下にいた川村君が全部受けてくれて、地面の衝撃は1つもなかった。


5大沼 孝行

 藤原君は飲み仲間。ワンツーが決まってよかったです。出られたあと車間を詰める感じはよかったけど、いざ踏んで見たら全然出なくて焦りました(苦笑)。この年齢でも自力で頑張れているのは、浦山(一栄)さんとか年上の自力選手を見ているから。ああいう人を見ると自分も負けたくないって気持ちになるし勉強にもなる。明日の準決はどういうメンバーになっても風を切りたいですね。
 

6瀧本 匡平

  2番が急激に僕の方に来たから踏むのを1回やめてしまった。やめずに最後まで踏めていれば2着はあったかもしれない。展開だから仕方ないけど…。
 

7藤縄 洋介

 落車の気配を感じたわけではないけど、何となく外って意識があったから避けられました。ずっと白井さんの後輪だけ見て追っていたら巻き込まれていましたね。

 
7R

1太田 真一

 雄一朗は強い。久々に付いたけど、ベテランの巧さを感じた(笑)。最後は思いっきり抜きにいったけどダメだったね。2着で満足というわけではないけど、自分の力は全部出せたから、気持ちのいい終わり方。
 

2鈴木 雄一朗

 見過ぎてダメというのがけっこう多いし、そうならないように頑張りました。自分は朝型だからミッドはキツい。前は何とも思わなかったけど、この1年くらいで急激にキツくなってきた。今日のレースも流れてはいるけど回転が変なのか、気持ちよく回せている感じではなかった。
 

3橋本 紀彰

 見てもらったとおりで前2人のおかげ。自分は離れないように必死でした。
 

4植草 亮介

 もうダメだ。体力の限界(苦笑)。何とか前に続きたかったけど、5番や6番とスピードが合っちゃって…。
 

5望月 紀男

 

6煤賀 隆幸

 

7三浦 大輝

 自分の形には持っていけた。2番の人とは力の差がありすぎましたね。初日はいつもこんな感じで7着ばかり。2日目・3日目に標準を合わせているわけではないんですが、なかなか結果が出てくれませんね。
 
8R

1仲野 結音

 がむしゃらに全開というよりはペースを意識して走りました。思った以上に踏まされてキツかったけど、それでも勝てたのはよかったです。ゴール前の踏み直しもしっかりできましたよ。 
 

2富安 保充

 結果は流れ込みの2着だけど、自分なりに詰め寄ることができた。納得の2着です。
 

3小塚 潤

 走る前から3着じゃ(準決は)無理って分かっていたし、何とか2着までと思って頑張ったけど、あれ以上は無理ですね。みんなが思う通りの3番手3着(苦笑)。
 

4廣川 貞治

 

5白石 大輔

 東日本の競輪場なのに大阪-愛知-愛知のラインが本線。ここは岸和田か名古屋なのかと思いましたよ(笑)。森田君は頑張ってくれたけど、相手が悪かったですね。
 

6森田 達也

 

7中山 健

9R

1長田 龍拳

 野口裕史さんみたいなタイプというのは自分でも自覚しているし、出切ってしまえば何とかなるという自信もある。練習不足でどうかなって思ったけど、いざ走ってみたら大丈夫でしたね。結果が出てホッとしました。
 

2吉堂 将規

 凡走。その一言に尽きます。車間空けてタイミング取っていたところで7番に追い上げられてしまった。後ろに申し訳ない。
 

3大薗 宏

 付いている分には楽でしたよ。楽なのに抜けていないし、もうちょっとセッティングをいじってみます。
 

4山口 智弘

 吉堂君に任せていたので仕方ない。特に言うことはないです。
 

5須藤 誠

  龍拳はちょー強い。本人も言っていたけど、あれは完全に野口裕史さん(笑)。アイツが失敗するときは叩けなかったり捲りに構えたときで、今日みたいに前に出ちゃえば2周でも軽々押し切れる。マジでレベルが違うね。今まで何回も付いているけど、付くたびに「絶対抜けねーや、これ」って感じになる。差せません(苦笑)!

6谷津田 将吾

 

7赤塚 悠人

 頑張りたい気持ちだけではどうにもならなかった。打鐘で2番がすんなり本線を出したから、「長田龍拳だよ!?」って言いそうになっちゃった(笑)。メンバー的にある程度はやり合い待ちみたいなところがあったし、2番があそこまで無抵抗というのは想定外。慌てて4番手まで追い上げたけど、追い上げただけで終わってしまった。
 

二日目勝因敗因

 
1R

1吉村 早耶香

  前がスローになっていたので行きやすかったです。真後ろに高橋さんがいるのが分かったから、差されないようにって少し力んじゃいました。人気になってポカするのが自分なので、今回2走の結果はとりあえずホッとしています。
 

2高橋 朋恵

 仕掛けるのは1番か3番だから、どっちかの後ろって思っていました。(吉村が)ホームで上にあがったときに自分もしっかりあがれなかったのは反省点。ああいう細かいミスをなくしたいですね。とりあえず決勝に乗れてよかったです。
 

3高木 佑真

 ちょっと流し過ぎちゃいましたね。(吉村が)来たのが見えてから踏んだ感じだし、思った以上に口が空いてしまった。もっと早く駆けてペースに入れた方が面白い勝負ができたかな。反省点ばかりですね。
 

4青木 美優

 

5大谷 杏奈

 力不足と言うしかないレース。5着4着じゃ決勝は無理っぽいですね。
 

6近澤 諒香

 初手の位置は悪くなかったんですけどね。大谷さんに飛び付かれたところで苦しくなっちゃいました。
 

7川路 遥香

 ダメでした。一気にペースが上がって、よく分からないまま終わった感じです。
 
2R

1小林 莉子

 吸い込まれていく感じはすごくいいんですけど、まだ少し足りない感じがしますね。とりあえず1着でよかったです。
 

2藤田 まりあ

 あそこで行かなきゃ後ろのまんまゴールすることになるので…。結果は3着でしたが行った判断はよかったと思います。脚の感じも悪くないですよ。
 

3野本 怜菜

 疲れが溜まっていたから長い距離踏みたくないなって思ってしまって、それがそのままレースに出てしまった。結果は2着ですけどあんまりスッキリしませんね。
 

4田中 まい

 

5佐藤 友香

 途中までスローで私的にはよかったんですが…。全然モガけず終わってしまいました。
 

6黒河内 由実

 
 

7高木 香帆

 いや~、悔しい。(藤田のカマシに)付いていけるかなって思ったけどダメでした。自転車の感じはよかったし、あとは位置取りだったり組み立てですね。
 
3R

1植草 亮介

 中村さんはさすが。往年のスターですね。駆け方がめっちゃ上手い。自分は森田さんが止まったと思って内に行かせてもらいました。
 

2樋口 瑛土

 

3廣川 貞治

 やっぱり西武園は前にいないとダメ。伸びは悪くなかったけど、さすがにあの位置(バック最後方)じゃ厳しい。最近はレースが終わって、チクショーと疲れたしか言ってない(苦笑)。一応、今の目標は、60歳まで現役でいるのと、通算500勝を達成すること。気持ちが続く限りは頑張りますよ。
 

4中村 美千隆

  前からの作戦は全くなかった。赤板で2番を出したら、その上を6番が行って、自分たちは後方になるし、それならと思って突っ張りました。思ったよりも踏めたし押し切れるかなと思ったけど、さすがにあれだけ行けば差されますね。若い頃みたいな最後のひと踏みが出来なくなってきている。
 

5池上 孝之

 考えていた中で一番「ない」展開だった。オッズを見たら中村-池上が1番人気で、2番人気は樋口君と廣川さんのところ。3番人気が自分の差しになっていた。走る前に全部チェックしていましたよ(笑)。
 

6森田 達也

 すんなりの3番手だし展開的にはよかったんですが…。中村さんに力負けです。

 
4R

1渡会 啓介

 バンクが重くて自分の脚も重たい。昨日も言ったように今回はぴりっとしませんね。
 

2白井 一機

  無事にゴールできました。昨日の落車は本当に何の影響もない。シューズのサンがちょっと変だったから修正したくらい。レースは問題ない状態で走れました。
 

3田口 裕一

 仕事したって言ってもたいしたブロックはしていないし、あれで差せないのはショック。あの展開で勝てなきゃいつ勝てるのって感じですよね。今はハコで回ってきてもダメ、後ろになっても突っ込めずダメで、持ち味が何もないで。練習はしっかりやっているのになぁ…。
 

4三浦 大輝

 よかったです。走り方はいつもと同じで主導権を取る組み立て。昨日は焦って踏みすぎたけど、今日は落ち着いて走れました。
 
 

5藤縄 洋介

 

6中山 健

 上にあがるとしゃくられちゃうと思ってスローに落としていたんですけど、そんなことしている間に一気に行かれてしまった。ダメですね。
 

7宮澤 晃

 7車の競輪は1周モガキが主流だから、点数がなくて車番が悪い俺たちはどうにもならない。後ろから押さえてもまたすぐに行かれちゃうし、毎回毎回7番手になっている気がする。昔はずっとド先行で頑張って、「先行してたら年取っていいことあるよ」なんて言われていたけど、実際こうやって47歳になっても何一つ返ってこない。あの先行は何だったんだって感じ(苦笑)
 
5R

1柴田 健

 もう全部前のおかげ。ダッシュに何度も千切れかけたし、楽な番手じゃなかったです。志佐君は気持ちが強いね。赤板からあんなに突っ張るなんてビックリした。 
 

2田村 風起

 心にゆとりがなさすぎて空回りしてばっか。王者じゃないのに王者のレースして(着を)拾っていたのに、今はそういうレースもできなくなっている。
 

3小塚 潤

 野球に例えるなら、完封負け。全てにおいて向こうのラインが上だった。ああなったら(突っ張られたら)向こうに駆けるだけ駆けさせて2コーナー捲りの方がよかったかも。田村君は勝負所の前に脚を使いすぎたね。
 

4望月 紀男

 
 

5煤賀 隆幸

 今開催は75期の同期が4人もいる(他に太田真一、宮澤晃、渡辺恭典)。同期は半分くらいやめているし、普通の開催なら自分の他に1人いるかどうか。4人の中で一番強かったのはやっぱり太田真一君。今回も恵まれて決勝に乗っているし、良い刺激になります。
 

6白石 大輔

 

7志佐 明

 出られたら面倒なことになると思って。いや~、マジで疲れた。2週近く踏んだりやめたりしていたから、最後はいっぱいいっぱいでした。
 

6R

1桑名 僚也

 昨日はモガいた距離が長すぎて捲られてしまったし、自分の距離を計算して、ここからなら残れるってところで行きました。最後は3番にかなり迫られたけど1着でよかったです。自分なりに良い感じで踏めました。
 

2渡邊 秀明

 1番が来るのは1コーナー過ぎだろうって思っていたから、こんなに早く来るのかとビックリ。あれだけ緩んでいれば自分からアクションを起こしてもよかったね。勇気がなかった。
 

3菊谷 信一

 外か内か秀明さんが来ると思って、ずっとソワソワしていた。自分がもうちょっと上手い選手なら4番を止めて(瀧本を)迎え入れるんだけど…。バックで待てなくて切り替えちゃいました。切り替えてからは良い感じで伸びたし、脚の方はちょっとずつ戻ってきています。
 

4篠崎 高志

 初手は中団からって話だったけど、結果的に前からでよかったね。自分は離れちゃいけねーなと必死でした。
 

5渡辺 聖

 秀明さんがダメなら仕方ない。前までかなり遠かったですね。
 

6渡邊 恭典

  前2人はワンツーだし離れた俺が悪い。弱いっすね。

7瀧本 匡平
 
 押さえる気はなかったんです。ブーメランしてまた元の位置戻って、そこからって考えていたのに、1番が下げさせてくれないから、仕方なく前に出ました。本当は緩んでいるとこ一発か、溜めて捲り追い込みがよかったんですが…。

7R

1仲野 結音

 どうしようかなと迷いながら下げたらいきなりペースが上がって、ちょっとというかかなりヒヤッとしました。捲りにいく時もほぼ脚が溜まっていない状態で行ったので、ギリギリ何とかという感じです。今日の捲りは今まで打った捲りの中で一番脚にきた。なんだこれって…。セッティングを換えて試している部分もあるので、それも微妙に影響していると思います。
 

2須藤 誠

 6番があんなに早く来るとは思わなかったし、あれが完全に誤算でした。支線同士で叩き合えば本線の捲り頃というのは誰でも分かる。何個か考えた中で一番嫌な形になってしまった。A級戦はひたすら修行ですね。
 

3谷津田 将吾

 中里君がめちゃくちゃ頑張ってくれました。中団が取れたし捲りでいいのに、まさかホームからあんなに行くとは…。モがき合って、しっかり出切って、7人の中で一番目立っていた。僕自身は車が出ていないわけじゃないけど、反応とか細かい部分で少し物足りなさがあります。
 

4太田 真一

 普段若い衆と一緒に練習しているから、付いていくことはできる。地元で決勝には乗りたいと思っていたし、とりあえず今はホッとしています。
 

5石井 孝

 

6中里 福太郎

 

7大沼 孝行

8R

1吉堂 将規

 初日に酷いレースをしてしまったから、昨日の夜はめちゃくちゃ寝付きが悪かった。やっぱり自分は出し切ってなんぼ。これでちょっとはスッキリした。反省点を上げるとすれば、流れの中で行かなかったこと。森田さんが切ったところをすかさず行くのがベストでしたが、ちょっと待ってからの仕掛けになった。このクラスならこれでいいけど、上では絶対に通用しない組み立てですね。
 

2山口 智弘

 誰も来ていないのに1人で横に動いたり、何やってるんだって感じですね(笑)。ちらっと後ろを見たときに車間が空いているのは分かったんですが、詰めながらものすごい勢いで来られると思って…。森田さんの名前にビビって、来るの?来ないの?どっちなん?って感じでテンパってました。今日に関しては普通に吉堂君が強かったです。
 

3赤塚 悠人

 作戦的にはあんな感じで、7番が切った上を更に切って1番待ちでした。作戦が嵌まった上で負けたんだから、仕方ないと言うしかない。
 

4森田 康嗣

 一番強い人がすんなり1周だし、あれじゃこっちは無理ですね。自分は普段10時には寝ている人間だから、このくらいの時間は夢の中にいるみたいな感じです(笑)。
 

5富安 保充

 

6飯田 威文

 

7山本 修平

 いつもの負けパターン。連勝が途切れたのは残念だけど、課題も多く見つかったし、1回ここでリセットしてまた頑張ります。
 
9R

1長田 龍拳

 昨日よりも今日の方が脚の感じはすごく良くて、ゴールまでちゃんと踏めました。後ろの状況が分からなかったのは申し訳ないけど、脚はほぼほぼ戻ったなという感じです。
 

2大薗 宏

 少しでも空けば番手に行けと言ってあったし、鈴木君が判断良く走ってくれました。自分の状態はもう少し…といったところ。前を交わす感覚が全然ない。初日が終わって自転車をいじってみたけど、決勝に向けてもうちょっといじろうかな。
 

3大崎 和也

 あのまま付いていったらアウトかなと思って、引いてもう一度外から行ったんですが…。4番のあの動きにはビックリですね。
 

4鈴木 雄一朗

  長田君はやっぱり強い。踏み直しがすごくて差せそうな感じは全くなかった。。
 

5成田 直喜

 

6藤原 清隆

 

7橋本 紀彰

ガールズ決勝インタビュー


 

1小林 莉子

 夜遅いのは苦手だけど、走る以上は結果を求めて頑張ります。来月はいわき平でコレクションもあるし、そこに向けてしっかり仕上げていきたい。自在。

 

2吉村早耶香

 莉子さんとの対戦は何度もあるけど、いつもやられてばっかです。気が付いたら必ず私の後ろにいて、最後はズバッと差されてしまう。ちなみに優勝はこれまで5回か6回。完全優勝は地元の伊東で1回あります。今ある力をしっかり出して、そのあとに結果が付いてくればいいですね。

 

3藤田まりあ

 脚の状態はいつも通り。良くも悪くもって感じで普通です。大宮、西武園合わせて地元は決勝2着が最高成績。出来る限りのレースで頑張ります。自在。

 

4高橋 朋恵

 急な追加でも違和感なく走れている。自分は夜型人間なので普通開催やモーニングよりミッドの方がいいですね。自在。

 

5高木 佑真

 行かれたあとの対処だったり、飛び付くところの技術だったり、まだまだ磨かなきゃいけないことがたくさんある。相手はみんな強いけど自力で勝負します。

 

6野本 怜菜

 競走が続いているので少し疲れ気味。地元なのであと1日気持ちを入れて頑張りたい。自力自在。
 

7黒河内由実

 最近はずっと「元気に自在」ってコメントです。もともとは「元気に頑張ります」だったんですが、自力とか自在とか入れないと分からないよって指摘されて、それからずっと元気に自在と出しています。自分の取り柄は元気だから、調子どうですか? 体調どうですか?っていうのは愚問。だって、元気に決まっているから(笑)。

  

 

A級決勝インタビュー

1長田 龍拳

 欠場明けで今回はどうかなって思っていたけど、初日も2日目もしっかり逃げ切れたし、この2走でだいぶ自信を取り戻せました。自分は千葉の野口裕史さんみたいなタイプなので、前にさえ出ちゃえば何とかなる。同期との対戦は燃えますね。自力。
 

2吉堂 将規

 仲野君の気持ちを確認して任せることにしました。人の後ろは今まで何度かあって、貴志修己君や山本隼人君に付いたことがあります。
 

3仲野 結音

 長田君との同期対決はめっちゃ楽しみ。しかも東はまとまって完全2分戦みたいだから、力勝負という意味では一番面白いライン構成だと思う。どうやってやっつけられるか一晩じっくり作戦を練ります。自力。
 

4大薗  宏

 太田君にも鈴木君にも今までお世話になっている。競輪は今回で終わりじゃないし、立てるところは立てないとね。東で結束して4番手を固めます。
 

5山口 智弘 

 東日本分断で長田君のハコ。と言うのは冗談で(笑)、本当はそうした方が面白いけど、吉堂君とは今回だけでも2回連係しているし、近畿の後ろが自然でしょう。今は若い頃みたいに自力・自力って考えはあまりないし、回れる位置があれば喜んで回りますよ。
 

6太田 真一

 俺はどうなっても雄一朗の後ろ。あとは大薗さんが龍拳に行くか俺たちの後ろかって感じだけど、龍拳の後ろに関東3人で付くっていうのもアリだよね。ちょっと待って。考える。(ここで鈴木、大薗と三人で約1分話し合い)まとまります。と言うか、俺がまとまらせた(笑)。大薗さんも固めてくれるってことなので、龍拳の後ろは雄一朗が回って俺は3番手。あとで龍拳に頼むよ!って言っておきます。
 

7鈴木雄一朗

 太田さんや大薗さんが回れと言ってくれたし長田君に行かせてもらいます。責任のある位置なのでしっかりと。

 

 

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    コンドルネット新聞

    武田一康(たけだかずやす)
    コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
    昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
    小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
    かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
    新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
    2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
    さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
    競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
    熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
    「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
    口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

    66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
    鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

    趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
    あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
    ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
    競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。


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  • 竹林一彦の競輪閻魔帳

     やれる事をやるだけ、とは云うけれど
     
     出来ない事は出来ない。
     出来そうもない事をあえてやろうとする。
     出来そうだけどやらない。
     出来る事に専念する。
    「何かやる。」「やれる事をやるだけ。」時折目に届く選手の作戦コメントに接し、その選手のその番組に於ける「何か」とは何か、「やれる事」とはどんな事か。真剣に考えるタイプの車券スタイルでは当方ないけれど、慣れ親しんだ選手の発言とは異なるニュアンスには、少なからず調子が狂う。と記せば神経症だ。ま、出来なきゃいけない事もまともに出来ない私には云い及ぶ資格なしだが。
     四十数年前、能舞台を設置するのに人手が足りないと駆り出されたはいいが、あまりの使えなさに呼んでくれたTは笑い、周りの連中は優しいので俺は完全におみそ扱いだった。
     還暦を過ぎると、身うちに起こる難事が増え、兄弟で事に当たる。が、長男の俺が一番使えない。出来る事が何かも分からず場を乱すのが落ちだ。
     俺が弟だったら嫌だな、俺みたいな兄貴だったら。
     俺だったら嫌だな、俺みたいな競輪選手がもし居たら。

    竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
    一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。

  • とかく・この世は金ばかり ~マッチーの七転八起奮戦記

    町田洋一

    元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
    歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
    打倒ヤマコウがモットーなのか!?

    twitter
    https://twitter.com/matchyou1925

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